HYPE(ハイパーリキッド)仮想通貨ガイド バナー

結論:日本からHYPEを買う3ステップ

  1. 国内取引所で送金用の暗号資産を買う。USDC(SBI VCトレード、イーサリアムのみ)か、ETH・BTC・SOL。ETHをArbitrumで出金できるのはbitbank(0.00042 ETH)とOKJ(0.0005 ETH)です。
  2. 自分のウォレット経由でハイパーリキッドに入金する。ArbitrumのUSDCは5 USDC以上(既定のCCTPルートでは0.2 USDCが差し引かれます)。BTC・ETH・SOLはUnit経由で入金できます。ルート別のコストはハイパーリキッドの入金方法で比較しています。
  3. Spotタブで「HYPE/USDC」を買う。テイカー0.070%/メイカー0.040%、1回10 USDC以上。「HYPE」だけの銘柄は無期限先物なので、トークンは受け取れません。

現物でHYPEを買うにはハイパーリキッドのアカウントが必要です。紹介コードHOLYGRAILで作ると、最初の2,500万ドル分の取引手数料が4%割引になります(コードは取引高が1万ドルを超えると入力できません)。

PR:当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。

【最新情報】2026年10月のHYPEと日本
  • 2026年10月22日:国内の取扱いは引き続きなし。JVCEAの取扱暗号資産一覧は2026年10月16日版でもHYPEの記載がなく、金融庁の登録一覧(2026年9月30日現在)でもHYPEを扱う登録業者は0社です。
  • 2026年11月1日:Bitgetの日本居住者口座がクローズオンリーに(予定)。Bitgetは2026年8月3日に日本居住者向けサービスの終了を発表し、同日以降の新規登録を停止しています。FAQでは2026年11月1日から現物も含めて新しい取引ができなくなり、2026年12月31日11:00(日本時間)に残ったポジションを強制決済します(暗号資産の出金は続けられます)。
  • 買い戻し:2026年10月22日までの7日間で147,250HYPE。アシスタンスファンドは1,174万ドル分を購入(1日平均約167.8万ドル、買いのみ)。総供給量は2026年10月14日から22,351枚減りました。当サイトがオンチェーンの約定を集計した値です。
  • 2026年9月24日:Binance(グローバル版)がHYPEを現物上場。HYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRYの3ペア。ただしグローバル版は2023年12月1日付の告知で日本居住者向けのサービスを終えており、日本のBinance JapanはHYPEを扱っていません。
  • 2026年9月23日:過去最高値を更新。CoinGeckoの記録で97.96ドル。2026年10月22日は80.71ドルで、最高値から約17.6%下の水準です(予想ではありません)。

国内取引所でHYPEは買える?(2026年10月22日確認)

買えません。「HYPEは国内で上場している?」を、誰でも閲覧できる一次資料で2026年10月22日に確認した結果です。金融庁に登録された暗号資産交換業者は28社ありますが、HYPEを扱う業者は0社でした。

国内でのHYPEの取扱状況(2026年10月22日確認)
確認した資料HYPEの扱い補足
金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月30日現在)取り扱う業者 0社登録業者28社の「取り扱う暗号資産」欄をすべて確認。販売所だけで扱う銘柄もここに載る
日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)取扱暗号資産一覧(2026年10月16日更新)HYPEの記載なし会員の交換業者が扱う国内113銘柄の一覧
JVCEA「新規取扱銘柄のお知らせ」2026年10月22日までHYPEの新規取扱のお知らせなし一覧の更新後に始まった取扱いはここで告知される
国内取引所の公開API(取扱ペアの一覧)bitbank・bitFlyer・GMOコイン・Coincheck・OKJ・BitTrade・Zaifの公開APIの取扱ペアにHYPEなし板取引(取引所)のペアの一覧。販売所の銘柄は上の金融庁・JVCEAの一覧で確認
CoinGecko のHYPE取扱所データ日本円建てのペア 0件64取引所・82ペア(2026年10月22日)に国内の登録業者は含まれない

国内の登録業者がHYPEの取扱いを始めれば、JVCEAの「新規取扱銘柄のお知らせ」と金融庁の登録一覧に載ります。それまでは、ハイパーリキッド本体の現物板で買うのが基本です。「国内取引所でHYPEが買える」という情報を見かけたら、上の一覧と照らし合わせてください。なお、bitbankなどで扱われているASTR(Astar Network)はアスターDEXのASTERとは別のトークンで、HYPEとも関係ありません。

日本円からHYPEを買う手順

日本からは「国内取引所で暗号資産(USDCなど)を買う → 自分のウォレットに送る → ハイパーリキッドに入金 → 現物のHYPE/USDCで買う」の4段階です。最初のUSDCの買い方はUSDCの買い方(日本)にまとめています。ハイパーリキッドで取引するにはアカウントが必要で、紹介コード HOLYGRAIL(使い方)から作ると手数料が4%割引になります。買ったHYPEはそのままステークできるので、出金の手間もかかりません。

日本円からHYPEまでの全体の流れ

段階やることコスト・注意点
1. 日本円 → 国内取引所口座を開いて日本円を入金し、USDCかBTC・ETH・SOLを買う(DEXを使う人向け 国内取引所の比較)USDCはSBI VCトレードの販売所で買える(2026年10月22日の実測スプレッド約0.28%)。USDCの買い方
2. 国内取引所 → 自分のウォレット送金先を申告して出金(トラベルルール)ETH を Arbitrum で出金するなら bitbank 0.00042 ETH、OKJ 0.0005 ETH(最小0.01 ETH)。送金手数料は取引所と通貨で違う。国内取引所の送金手数料一覧・メタマスクへの入金方法
3. ウォレット → ハイパーリキッドArbitrumのUSDCを入金(最低5 USDC)。先に紹介コード HOLYGRAIL で登録(HOLYGRAIL の使い方)既定のCCTPルートでは Circle の手数料0.2 USDCが差し引かれる。Ethereum上のUSDCはブリッジかメールログインの入金アドレスへ。Arbitrumとは
4. HYPE/USDCを買う現物(Spot)の板で成行か指値テイカー0.070%/メイカー0.040%、1回10 USDC以上、0.01 HYPE単位
5. (任意)ステークSpotからStakingへ移してバリデーターに委任現物に戻すには7日のアンステーキング待ち

ステップ1:国内取引所でUSDCやBTC・ETH・SOLを買う

国内の登録業者(本人確認あり)で、送金用の暗号資産を買います。USDCならSBI VCトレードで扱いがありますが、入出庫はイーサリアムのみ、出庫上限は1回100万円相当です。ウォレット接続で入金できるUSDCはArbitrum上のものだけなので、SBI VCトレードのUSDCはメールログインの入金アドレスへEthereumのまま送るか、Arbitrumにブリッジしてから入金します。BTC・ETH・SOLは多くの国内取引所で買え、ハイパーリキッドにはUnit経由でそのまま入金できます(最低額はBTC 0.0003、ETH 0.007、SOL 0.12)。

ステップ2:自分のウォレットに送る

国内取引所は出金時に送金先の申告(トラベルルール)を求めるのが一般的です。ハイパーリキッドの入金アドレスは「自分のウォレット」ではないため、いったんMetaMaskやRabbyなど自分のウォレットに送るのが確実です。取引所ごとの手数料・時間・総コストはハイパーリキッドの入金方法(国内取引所別のルート比較)で詳しく比べています。

ステップ3:ハイパーリキッドのアカウントを作って入金する

  1. アカウント作成。app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAILを開き、ウォレットを接続するかメールアドレスでログインします。このリンクから始めると紹介コードHOLYGRAILが適用され、最初の2,500万ドル分の手数料が4%割引になります。
  2. 取引を有効化。「Enable Trading」を押し、ガス代不要の署名をします。
  3. 入金。ウォレット接続ならArbitrumのUSDC(最低5 USDC)。メールログインならEthereum・Base・PolygonのUSDCも入金できます。BTC・ETH・SOLはUnit経由で現物残高に届くので、現物板でUSDCに替えます。

ステップ4:HYPE/USDCを買う(必要ならステーク)

Spotタブに切り替えてHYPE/USDCを選び、指値(メイカー0.040%)か成行(テイカー0.070%)で注文します。約定したHYPEはすぐ現物残高に入ります。ステークする場合はSpotからStakingへ移してバリデーターを選べば、ステーク残高がティアの基準を超えた時点で手数料割引が適用されます。ハイパーリキッドの画面は日本語表示に対応していないため(言語メニューは英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語)、英語の画面に日本語の注記を入れて説明します。

ハイパーリキッドのHYPE/USDC現物取引画面に日本語の注記。①HYPE/USDCは現物 ②ContractはHYPEのトークンID ③板 ④Market・Limit・Buy ⑤Size ⑥Fees ⑦ConnectとDeposit
HYPE/USDCの現物取引画面(2026年9月29日 16:21、ログイン前。英語UIに日本語の注記を追加)。番号は下の説明と対応しています。
  1. 銘柄名を確認。「HYPE/USDC」のようにスラッシュで区切られているのが現物です。「HYPE-USDC」とハイフンの銘柄は無期限先物で、HYPEトークンは受け取れません。
  2. Contract欄。HYPEのトークンID(0x0d01…11ec)が表示されます。名前の似た別トークンと区別するときの目印です。
  3. 板(Order Book)。赤が売り注文、緑が買い注文で、中央のSpreadが最安の売値と最高の買値の差です。
  4. 注文方法。すぐ買うならMarket(成行)、価格を決めて待つならLimit(指値)。Buyを選びます。現物なのでレバレッジはかかりません。
  5. 数量(Size)。単位はHYPEとUSDCを切り替えられます。1回10 USDC以上、0.01 HYPE単位です。
  6. 手数料(Fees)。テイカー/メイカーの順に表示されます。紹介コードやHYPEのステークで下がります。
  7. 接続と入金。右上のConnectでウォレットかメールでログインし、Depositで入金します。買ったHYPEはBalances(残高)タブに表示されます。
ハイパーリキッドの銘柄検索で「HYPE」と入力した画面に日本語の注記。HYPE-USDC 10xは無期限先物、HYPE/USDC SPOTが現物、PURRDAT・HYPER・KHYPEは別銘柄
銘柄検索で「HYPE」と入力した画面(2026年9月29日 16:21、ログイン前。日本語の注記を追加)。Spotタブを押すと現物だけに絞り込めます。

画面左上の銘柄名を押して「HYPE」と検索すると、無期限先物(HYPE-USDC、10xの表示つき)と現物(HYPE/USDC、SPOTの表示つき)が並び、PURRDAT・HYPER・KHYPEといった名前の似た別銘柄も出てきます。選ぶのは「SPOT」の付いたHYPE/USDCです。HyperliquidのAPI(spotMeta、2026年10月22日)では、HYPEの現物ペアはHYPE/USDC・HYPE/USDT0・HYPE/USDH・HYPE/USDEの4つで、画面の24時間出来高もHYPE/USDCが最大でした(2026年9月29日)。

ハイパーリキッドのHYPE/USDC指値注文フォームに日本語の注記。①Limit ②Price(Midで仲値) ③数量の単位USDC/HYPE ④TIF GTC ⑤Fees
指値(Limit)の注文フォーム(2026年9月29日 16:21、ログイン前。日本語の注記を追加)。数量の単位をUSDCにすると「○USDC分」で注文できます。

指値注文では、Price(USDC建ての価格)とSizeを入れて注文します。TIFのGTCは「取り消すまで有効」という意味です。指値が板に残って約定した場合はメイカー手数料(0.040%)、すぐに約定した場合はテイカー手数料(0.070%)がかかります。急がないなら最良の買値付近に指値を置き、約定を待てばメイカー手数料で買えます。画面付きの手順はハイパーリキッド現物取引ガイドとハイパーリキッドの使い方でも解説しています。

HYPEを買うときの手数料と板の厚さ

日本円からHYPEを買うまでのコストは、大きく3つです。

  1. 国内取引所での購入と送金。販売所なら売買価格の差(スプレッド)が実質的なコストです。ETHをArbitrumで出金するならbitbank 0.00042 ETH、OKJ 0.0005 ETH。
  2. ハイパーリキッドへの入金。既定のCCTPルートでCircleの手数料0.2 USDC(最低入金5 USDC)。自分のウォレットから送るときはArbitrumのガス代(ETH)も少しかかります。
  3. 現物の取引手数料。テイカー0.070%/メイカー0.040%(ティア0)。紹介コードHOLYGRAILで4%、HYPEのステークで5〜40%下がります。

2026年10月22日 9:41(日本時間)にHyperliquidのAPIで取得したHYPE/USDCの板では、スプレッドは0.0012%、売り板は最良値から0.061%以内に約9.615万ドル分(SBI VCトレードのUSDC仲値158.2円で換算すると約1,521万円分)ありました。例えば10万円分(約632 USDC)を成行で買う場合、手数料はテイカー0.070%で約0.44 USDC、紹介コードHOLYGRAILの4%割引が効くと約0.42 USDCです。板の厚みは時間帯で変わるので、大きな金額は指値で分けて入れると値動きの影響を抑えられます。

手数料体系の全体像はハイパーリキッド手数料ガイドをご覧ください。

海外取引所でHYPEは買える?Bybit・Bitget・Binanceの日本対応

HYPEは海外の大手取引所にも上場していますが、日本居住者が使える取引所は減り続けています。主な取引所の日本対応を、各社の公式告知・規約で確認しました。

海外取引所の日本居住者への対応とHYPE(公式告知・規約)
取引所日本居住者への対応日本居住者がHYPEを買えるか
Bybit(バイビット)2025年10月31日(UTC 12:00)に日本居住者の新規登録を停止。2026年3月23日12:00(日本時間)からクローズオンリー、2026年7月22日12:00(日本時間)に未決済ポジションを強制決済(暗号資産の出金は引き続き可能)買えない(現物・デリバティブを含む取引を停止)
Bitget(ビットゲット)2026年8月3日に日本居住者向けサービスの終了を発表し、同日以降の新規登録を停止。既存口座は2026年11月1日11:00(日本時間)からクローズオンリー(新規・追加の建玉不可)、2026年12月31日11:00(日本時間)に残ったポジションを強制決済新規登録はできない。既存口座も2026年11月1日以降は現物を含む新しい取引ができない(公式FAQ)
Binance(グローバル版)2023年12月1日付の告知で日本居住者向けサービスを終了。国内のBinance Japanは金融庁登録の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00031号)Binance JapanはHYPEを扱っていない(上の金融庁・JVCEAの一覧)
OKX(グローバル版)OKX(グローバル版)の「制限地域(Restricted Locations)」に日本が含まれる。国内のOKJは金融庁登録の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00020号、2020年3月30日登録)OKJはHYPEを扱っていない(OKJの公開APIでも取扱ペアなし)

MEXCやKuCoinのように、規約の禁止地域に日本を入れていない海外取引所もあります。ただし、どちらも金融庁から無登録で暗号資産交換業を行う者として警告を受けています(MEXC:2023年3月・2024年11月に警告(令和5年3月・令和6年11月)、KuCoin:2024年11月に警告(令和6年11月))。BybitやBitgetも、警告を受けたあとに日本から撤退しました。当サイトは無登録の海外取引所をおすすめしません。規約で制限されている地域からVPNなどで所在地を偽って使うことは、各社の規約違反です。海外取引所の日本対応の全体像は海外取引所は日本で使える?、残った資産の移し方はBybitの出金方法とBitgetの出金方法で解説しています。

参考までに、世界ではCoinGeckoのtickersデータ(2026年10月22日取得)で64取引所・82のHYPE取引ペアがあり、日本円建ては0件でした。主な取扱先は次のとおりです。

取引所HYPEの取引ペア補足
ハイパーリキッド(ネイティブ現物)HYPE/USDC・HYPE/USDT0・HYPE/USDH・HYPE/USDE出金せずにそのままステーク可能。規約の制限対象は米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)で、日本は含まれない
Binance(グローバル版)HYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRY2026年9月24日に現物上場。日本居住者は対象外
Bybit/Bybit EUHYPE/USDT / HYPE/USDC・HYPE/EUR日本居住者は取引不可
OKXHYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/USD・HYPE/EUR・HYPE/TRY日本は制限地域
Coinbase Exchange/InternationalHYPE/USD / HYPE/USDC—
KrakenHYPE/USD・HYPE/EUR—
Gate・Bitget・KuCoin・MEXC・HTXHYPE/USDT(一部USDCも)Bitgetは日本居住者の新規登録を停止
Bitvavo・Coinone・Foxbit・Bitkub・BtcTurkEUR・KRW・BRL・THB・TRY建て各国の地域系取引所。日本円建てペアはどこにもなし

CoinGeckoの出来高は取引所の自己申告なので、出来高順位は目安です。海外取引所で買ったHYPEをステークや手数料割引に使うには、ハイパーリキッドへ出金する必要があり、その取引所の出金手数料がかかります。

HYPEを買うときによくある失敗

  • 入金チェーンの間違い。ウォレット接続で入金できるUSDCはArbitrum上のものだけで、最低5 USDCを下回る入金は失われます。メールログインの入金アドレスはEthereum・Base・PolygonのUSDCも受け付けます。5 USDC未満はメールウォレットに戻され、1 USDC未満は失われます。PhantomはArbitrumに対応していないので、USDCの入出金に使うときは注意が必要です。
  • ガス代の用意忘れ。自分のウォレットからArbitrumやEthereumでUSDCを送るには、そのチェーンのガス代(ETH)が要ります。ハイパーリキッドに入金した後の注文・取消にガス代はかかりません。
  • 「HYPE」の無期限先物を買ってしまう。Trade画面の「HYPE」は、既定ではUSDC建ての無期限先物(最大10倍)です。無期限先物はトークンそのものではないので、ステークや手数料割引には使えません。トークンを持つならSpotタブのHYPE/USDCで買ってください。
  • 最低注文額。現物の注文は1回10 USDC以上が必要です。少額で試すときも、この金額は超えるようにしましょう。
  • HyperEVMとHyperCoreの取り違え。同じHYPEでも、HyperEVM側(MetaMaskなどに表示される残高)とHyperCore側(取引所の現物残高)は別の場所です。ステークや手数料割引に使えるのはHyperCore側のHYPEだけです。
  • 国内取引所からブリッジへ直接送る。ArbitrumのUSDCの入金は送り主のアドレスに反映されるため、国内取引所からハイパーリキッドのブリッジ(入金用コントラクト)へ直接送ると、あなたのアカウントには入りません。いったん自分のウォレットに送り、ハイパーリキッドのDepositから入金します。

HYPEの保管とステーキング

ハイパーリキッドの現物残高やステーキング残高は、接続したウォレット(またはメールログイン用に作られたウォレット)の秘密鍵で管理されます。取引所に預けるのではなく、自分で鍵を持つ「セルフカストディ」です。シードフレーズの管理が資産の安全に直結するため、大きな金額を置くならハードウェアウォレットとの併用を検討してください。ウォレットの選び方はハイパーリキッドにおすすめのウォレットで比較しています。

HYPEはHyperCoreとHyperEVMの間で移動できます。HyperEVM上のDEXでスワップするとガス代はHYPEで払い、ステークするには再びHyperCoreへ戻す必要があります。すでにHyperEVMのDeFiを使っている人向けのルートです。

ステーキングのルール(公式ドキュメント)

HYPEのステーキングは、HyperCore内で行う委任型プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)です。公式ドキュメントのルールは次のとおりです。

  • 現物→ステーキング残高への移動は即時です。バリデーターへの委任には1日のロックがあり、その後は任意の量を即時に委任解除できます。
  • ステーキング→現物は7日のアンステーキング待ちを経ます。1アドレスあたり保留中の出金は最大5件です。
  • 報酬率は総ステーク量の平方根に反比例し、4億枚ステーク時に年約2.37%です。報酬は将来発行リザーブから支払われます。2026年10月22日のステーク総量は約4億4,210万枚で、2026年10月19日時点の稼働中バリデーターの予想年利はコミッション控除後2.12%〜2.23%でした。
  • 報酬は毎分計上され、毎日分配されて自動で再委任(複利)されます。約90分のエポックごとの最小ステーク残高が基準です。
  • バリデーターが稼働するには10,000HYPEの自己ステーク(1年ロック)が必要です。コミッションは設定できますが、後から引き上げられるのは新レートが1%以下の場合だけです。現時点で自動スラッシュはありません。ジェイル(停止)されたバリデーターに委任している間は報酬が出ません。

画面付きの手順、バリデーターの選び方、利回りと割引のどちらを重視するかはハイパーリキッドのステーキング完全ガイドにまとめています。

HYPEの税金(売却・ステーキング報酬・エアドロップ)

HYPEを持つと、売った時だけでなく報酬を受け取った時にも税金の計算が必要になります。国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」(タックスアンサーNo.1524からリンク)は、暗号資産取引の利益を原則として雑所得(総合課税)に区分しています。総合課税では所得税(5%〜45%)と住民税10%がかかります(ほかに復興特別所得税)。HYPEについて確認できるポイントは次のとおりです。

  • ステーキング報酬:FAQ 1-7の整理は「ステーキング・レンディング報酬は取得時の時価で所得に算入」で、原則として雑所得(総合課税)です。ハイパーリキッドのステーキングは「報酬は毎分発生し、毎日支払われ、自動で再ステーキング(複利)される」仕組みなので、受け取った日ごとの数量とその日の価格を記録しておきます。
  • エアドロップ:国税庁FAQにエアドロップ・流動性提供(LP)・DeFiを名指しした問はないため、一般的な考え方で整理するしかありません。HYPEのジェネシス配布を受け取った場合の考え方と計算例はエアドロップの課税タイミングにまとめています。
  • 売却・交換:FAQ 1-3の整理は「暗号資産同士の交換も課税対象(交換時に譲渡したものとして計算)」です。HYPEを他の暗号資産に替えた時も、日本円に戻していなくても所得の計算が必要です。USDCとの交換の扱いはDEXでのスワップの税金で解説しています。
  • 2026年の税制改正との関係:令和8年度税制改正(所得税法等改正法は2026年3月31日成立・公布)で、国内の登録業者(暗号資産取引業者)に対する特定暗号資産の譲渡等は20%(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)の申告分離課税になります。適用は改正金商法の施行日の属する年の翌年1月1日からで、改正金商法(2026年7月15日成立)の施行日は公布から1年以内の政令で定める日(2026年9月29日時点で未定)です(2027年中に施行されれば2028年1月1日から)。DEXや海外業者での取引は条文上この対象に当たらず、総合課税のままと読めます。

ケース別の早見表とHYPEの計算例はステーキング・エアドロップの税金、税額の目安は仮想通貨の税金計算シミュレーション、ハイパーリキッドの取引履歴を取り込める損益計算ツールは損益計算ツール比較、確定申告の流れはDEX取引の税金・確定申告ガイドで確認できます。個別の判断は税務署か税理士に確認してください。本記事は税務上の助言ではありません。

仮想通貨HYPEとは?基本情報

HYPE(ハイプ)は、ハイパーリキッド(Hyperliquid)という独自レイヤー1ブロックチェーンのネイティブトークンです。ハイパーリキッドは分散型の無期限先物取引所(Perp DEX)として最大級で、HYPEはそのチェーンを守るステーキング、HyperEVMのガス代、取引手数料5〜40%割引に使われます。取引手数料はアシスタンスファンドを通じて市場でHYPEを買い戻す仕組みで、2026年10月22日までの7日間だけで1,174万ドル分が買われました。「ハイパーリキッドの仮想通貨」と言えばこのHYPEのことです。

HYPEの基本情報(Hyperliquid API 2026年10月22日 ほか)
通貨名/ティッカーハイパーリキッド(Hyperliquid)/HYPE
ブロックチェーンHyperliquid独自L1(HyperCore+HyperEVM)
発行開始2024年11月29日。94,019アドレスへ約2億7,094万HYPEをエアドロップ(トークンセールなし)
最大供給量10億枚
流通供給量約3億203万枚(Hyperliquid API、2026年10月22日)/約2億2,245万枚(CoinGecko、2026年10月22日)
価格80.71ドル(HYPE/USDC仲値、2026年10月22日)・過去最高値97.96ドル(2026年9月23日)。予想ではありません
時価総額API流通量ベースで約243.8億ドル(2026年10月22日)/CoinGecko 179.5億ドル(11位、2026年10月22日)
ステーク量約4億4,210万枚(総供給の44%)。予想年利2.12%〜2.23%(コミッション控除後、2026年10月19日)
買い戻し7日間で147,250HYPE(1,174万ドル)。アシスタンスファンドの保有は約4,818万枚(非流通)
主な用途ステーキング・HyperEVMのガス・手数料5〜40%割引・HIP-3/AQAの担保・手数料による買い戻し
買える場所ハイパーリキッド現物(HYPE/USDC)。海外ではBinance(2026年9月24日〜)、OKX、Coinbase、Krakenなど。国内取引所の取扱いなし(2026年10月22日確認)

ハイパーリキッド(Hyperliquid)とは?何がすごいのか

ハイパーリキッドは、取引のためにゼロから設計されたレイヤー1ブロックチェーンです。コンセンサスはHotStuffに着想を得たHyperBFTで、その上に2つの実行環境があります。無期限先物と現物のオーダーブック、証拠金、清算までを完全オンチェーンで処理するHyperCoreと、Ethereum互換のスマートコントラクト層HyperEVMです。HyperEVMのアプリはHyperCoreの板の流動性を直接使えます。

「何がすごいのか」を数字で見ると、公式ドキュメントでは処理能力が毎秒約20万注文、コロケーション環境でのエンドツーエンド遅延の中央値は200ms。Hyper Foundationの公式サイトはブロックタイム0.07秒、ユーザー数2,806,802(2026年10月22日)と表示しています。直近のビルド時点で無期限先物179銘柄・現物349ペアが上場し、無期限先物の24時間出来高は61.54億ドル(2026年11月3日時点。普段は1日40〜80億ドル規模)です。最新の市場データはハイパーリキッド市場データで確認できます。

もう一つの特徴は資金とお金の流れです。開発を担うHyperliquid Labsは自己資金で運営され、外部資本を受け入れていません。そのためHYPEにはVC(ベンチャーキャピタル)向けの配分がありません。取引手数料は「すべてコミュニティに向けられる」(HLPボールト、アシスタンスファンド、市場デプロイヤー)と公式ドキュメントに明記されており、運営会社の収益にはなりません。HYPEは、このコミュニティがチェーンを所有・保護・運営するためのトークンです。取引所としての評価はハイパーリキッドとは?評判・安全性、DEX自体が初めての方はDEXとはをどうぞ。

HYPEトークンの4つの用途

  1. ステーキング(ネットワークの保護)。HYPEをバリデーターに委任すると、ステーク量に応じてブロックが生成され、将来発行リザーブから報酬が支払われます。総ステーク4億枚のとき年約2.37%で、ステークが増えるほど下がる設計です。
  2. HyperEVMのガス代。HyperEVM上のスマートコントラクト実行にはHYPEでガス代を払います。HyperCoreでの注文・取消自体はガス代無料です。
  3. 取引手数料の割引。ステークしたHYPEの量に応じて、ハイパーリキッドの無期限・現物の手数料が5〜40%安くなります(下の表)。
  4. ガバナンスとプロトコル上の担保。バリデーターがステーク量に応じて投票し、プロトコルの重要事項を決めます。ビルダーはHYPEをロックしないと市場を作れません(HIP-3市場は50万HYPE、AQAv2ステーブルコインは2種類のデプロイヤーがそれぞれ50万HYPE)。これらは投票でスラッシュされ得ます。
用途仕組み出典
ステーキング/コンセンサスHyperBFTを動かすバリデーターへ委任。バリデーター自身は10,000HYPEの自己ステーク(1年ロック)が必要公式Docs: Staking
取引手数料の割引10HYPE超で5%〜500,000HYPE超で40%。出来高ティアの上に適用公式Docs: Fees
HyperEVMのガススマートコントラクト実行のネイティブガストークン公式Docs: HyperEVM
ガバナンスステーク加重のバリデーター投票で、デプロイヤーのスラッシュ、アラインド建値資産の有効化、応答しないバリデーターのジェイルなどを決定公式Docs: HIP-3、AQA、Staking
プロトコル上の担保HIP-3デプロイヤー50万HYPE、AQAv2デプロイヤー各50万HYPE(スラッシュ可)公式Docs: HIP-3、AQA
手数料の吸収先アシスタンスファンドが取引手数料を自動でHYPEに交換。ドキュメント上は焼却扱い公式Docs: Fees

トークノミクス:供給量・配分・ベスティング

供給量はすべて、Hyperliquid公開APIのtokenDetailsエンドポイントから2026年10月22日に取得した値です(ステーク量は同じ時間帯のvalidatorSummaries)。

指標値補足
最大供給量1,000,000,000 HYPEジェネシス時に設定された上限
総供給量998,836,744 HYPE約116万枚が焼却済み
流通供給量302,030,132 HYPE最大供給量の30.2%(APIの定義)
将来発行リザーブ410,563,426 HYPE最大供給量の41.1%。ステーキング報酬の原資
コントリビューター向けアドレス(非流通)238,057,560 HYPEジェネシス時にちょうど2億3,800万枚を受領(2026年10月14日は237,944,227枚)
アシスタンスファンド(非流通)48,183,950 HYPEシステムアドレス0xfefe…fefe。80.71ドル換算で約38.89億ドル
ステーク済みHYPE442,098,680 HYPEHyper Foundationのバリデーターが約47.1%

ジェネシス時の配分(割り当て)

下表の「ジェネシス時の枚数」は、tokenDetailsに記録されたジェネシス残高(合計ちょうど10億枚)から当サイトが集計したオンチェーンの数字です。区分名・比率とコアコントリビューターのベスティング条件は、Hyper Foundationの公式発表「HYPE Genesis」(2024年11月28日)によります。オンチェーンの残高はこの比率と枚数単位で一致します。発表には「プライベート投資家、中央集権型取引所、マーケットメイカーへの割り当てはない」とも書かれています。

区分(公式発表の名称)ジェネシス時の枚数(オンチェーン)比率現在の状態
ユーザーへのジェネシス配布(エアドロップ)270,937,78927.09%2024年11月29日に94,019アドレスへ配布
リザーブ用アドレス(将来発行・コミュニティ報酬、HIP-2、ジェネシス配布枠の未配布分)428,062,21142.81%将来発行リザーブは2026年10月22日時点で約4億1,056万枚
現在・将来のコアコントリビューター238,000,00023.8%公式発表:ジェネシス後1年間ロックされ、ベスティングスケジュールの大半は2027〜2028年に完了し、一部は2028年以降も続く。同じアドレスが約2億3,806万枚を保有(2026年10月22日)、非流通扱い
Hyper Foundationの予算60,000,0006.0%APIでは流通扱い
コミュニティ助成金3,000,0000.3%APIでは流通扱い

公式発表の配分は「ジェネシス配布31%・将来発行とコミュニティ報酬38.888%・コアコントリビューター23.8%・Foundation 6%・助成金0.3%・HIP-2流動性0.012%」です。オンチェーンの数字もこれと一致します。エアドロップとリザーブ用アドレスの合計は供給量の69.9%で、31%+38.888%+0.012%にぴったり重なります。コントリビューター・Foundation・助成金の各アドレスも、23.8%・6%・0.3%と枚数単位で一致します。公表されている日程は、発表にあるコアコントリビューターのベスティング条件(上の表)だけで、月ごとのアンロック日程表や枚数は公表されていません。第三者サイトのアンロックカレンダーはあくまで推定として扱ってください。放出の仕組みが文書化されているのは、ステーキング報酬として出ていく将来発行リザーブだけです。

CoinGeckoと流通量・時価総額が違うのはなぜ?

HYPEの時価総額はサイトによって数十億ドル単位で違います。理由は流通量の数え方です。Hyperliquid API(2026年10月22日取得)は、将来発行リザーブと4つの指定アドレス(コントリビューター向け、アシスタンスファンド、ゼロアドレス、deadアドレス)以外をすべて流通とみなします。これが約3億203万枚で、80.71ドルを掛けると約243.8億ドルです。CoinGecko(2026年10月22日取得)は流通量約2億2,245万枚、時価総額179.5億ドル(11位)とし、総供給量も9億9,884万枚ではなく約9億5,531万枚としています。総供給量の差(約4,353万枚)は、ドキュメントが「焼却」と説明するアシスタンスファンドの保有分(約4,818万枚)に近い数字です。ただしCoinGeckoは除外の内訳を公開していないため、残りの差は照合できません。完全希薄化時価総額はCoinGeckoで770.7億ドル、10億枚ベースの当サイト計算では約807.1億ドルです。

買い戻しの仕組み(アシスタンスファンド・AQAv2)

公式の手数料ドキュメントは、手数料が「すべてコミュニティ(HLP、アシスタンスファンド、デプロイヤー)に向けられる」と書いています。アシスタンスファンドはシステムアドレス0xfefefefefefefefefefefefefefefefefefefefeにあり、「L1の実行の一部として、取引手数料を完全自動でHYPEに交換」します。さらに「アシスタンスファンドのHYPEは焼却され、流通供給と総供給から恒久的に取り除かれる」とあります。現物とHIP-3のデプロイヤーは、自分の市場の手数料の最大半分を受け取れます。残りは同じ経路をたどります。

この買い戻しは誰でも確認できます。当サイトが公開APIでアシスタンスファンドの約定履歴を集計したところ、2026年10月22日までの7日間は買い注文のみで、147,250HYPEを1,174万ドル分購入していました(1日平均約167.8万ドル)。APIで遡れる10月5日〜21日の17日間の日次の購入額は、少ない日(10月17日・土曜)で80.13万ドル、多い日(10月5日・月曜)で912.4万ドルです。買い戻しの規模は取引量にほぼ比例します。ファンドの保有は48,183,950HYPE(約38.89億ドル)で、すべて非流通として扱われています。

直近の買い戻しと供給量(2026年10月22日に再取得)

同じ方法で2026年10月22日に公開APIから再取得し、2026年10月14日の値と並べました。買い戻しの額は取引量に比例するため、週によって変わります。

指標2026年10月14日2026年10月22日
直近7日の買い戻し(HYPE)144,008 HYPE147,250 HYPE
直近7日の買い戻し(金額)1,216万ドル1,174万ドル
1日あたりの買い戻し(最少〜最多)86.73万ドル〜307.7万ドル(10月8日〜13日の6日間)80.13万ドル〜912.4万ドル(10月5日〜21日の17日間)
アシスタンスファンドの保有48,023,627 HYPE48,183,950 HYPE
総供給量998,859,095 HYPE998,836,744 HYPE(22,351枚減)
流通供給量302,125,286 HYPE302,030,132 HYPE
ステーク済み440,162,041 HYPE442,098,680 HYPE
HYPE/USDC の仲値80.35ドル80.71ドル

出典:api.hyperliquid.xyz/info の tokenDetails・validatorSummaries・userFillsByTime(アシスタンスファンド 0xfefe…fefe の約定を集計。7日間とも買いのみ)。2026年10月22日の7日間は10月15日0時42分〜22日0時42分(UTC)。価格は日付時点のスナップショットで、予想ではありません。

2026年10月14日以降、総供給量が約22,351枚減った一方、アシスタンスファンドの保有は増えています。ファンドが買ったHYPEは非流通として扱われ、流通供給量の計算から外れます。数字を自分で確かめたい人は、ハイパーリキッドのエクスプローラーで 0xfefe…fefe の約定を見られます。HYPEを買うなら、現物のHYPE/USDCが最短です(日本円からの手順)。

2つ目の原資がAQAv2です。「アラインド建値資産(Aligned Quote Asset)」v2の仕様に参加したステーブルコインは、ハイパーリキッド上の供給分について、コスト控除後の準備金利回りの約90%をプロトコルと共有します。利回りは30日単位で集計され、各期間の終了から8日後にアシスタンスファンドへ自動送金されます。どれだけ上乗せされるかは、ハイパーリキッド上のアラインド・ステーブルコインの残高と短期金利次第です。ドキュメントに金額の記載はないため、当サイトでは推計しません。

HYPEの価格と時価総額(日付付き・予想なし)

2026年10月22日、ハイパーリキッドのHYPE/USDC現物板の仲値は80.71ドルでした(2026年10月14日は80.35ドル。CoinGeckoは2026年10月22日時点で80.66ドル(約1万2,764円))。価格は常に動くため、取引前に必ず最新の板を確認してください。CoinGeckoの記録では過去最高値が97.96ドル(2026年9月23日)、過去最安値が上場初日(2024年11月29日)の3.81ドルです。ハイパーリキッドではHYPEの無期限先物も最大10倍のレバレッジで取引できます。

HYPEの値動きの背景を理解するには、次の3つの数字を並べて見るのが近道です。①取引量と連動する買い戻し額(2026年10月22日までの1週間で1日平均約167.8万ドル)、②流通量(約3億203万枚)と、今後ステーキング報酬として出ていく将来発行リザーブ(約4億1,056万枚)、③ステークされて市場に出にくいHYPE(約4億4,210万枚)。価格予想は行いません。本記事は投資助言ではありません。

他のDEXトークンとの比較(ASTER・LIT)

無期限先物DEXのトークンで、HYPEと並べて語られるのがアスター(Aster)のASTERとライター(Lighter)のLITです。2026年11月3日のCoinGeckoで、HYPEの時価総額はASTERの約12倍。価格予想ではなく、比べるときの材料を並べます。

2026年11月3日HYPEASTERLIT
価格84.67ドル0.7000ドル3.17ドル
時価総額202.7億ドル17.56億ドル7.913億ドル
完全希薄化後評価額(FDV)805.7億ドル54.51億ドル31.08億ドル
時価総額÷FDV25%32%25%
30日の保有者向け収益(DefiLlama、2026年10月22日まで)6,435万ドル270.7万ドル281.2万ドル
ステーキング利回り約2.12〜2.23%(バリデーターの予想APR)変動(週ごとの報酬プール+買い戻し分)固定6% APR
取引手数料の割引ハイパーリキッドの全手数料が5〜40%オフ現物の手数料をASTERで払うと5%オフ。VIP2以上はASTERの保有が条件Premiumアカウントのみ2.5〜30%オフ
手数料がトークンに届く仕組みアシスタンスファンドが手数料でHYPEを購入日次手数料の99%でASTERを買い戻し、同量をバーン手数料収入で日次TWAPの買い戻し、買い戻したLITはバーン

市場データ:CoinGecko /coins/markets(2026年11月3日、サイト更新時に自動取得)。保有者向け収益は、DefiLlamaがトークン保有者に回ると分類している部分(買い戻しやステーカーへの配布)。ASTER(アスターDEX)は国内取引所で扱われるASTR(Astar Network)とは別のトークンです。各トークンの詳細はアスターのレビューとライターのレビューへ。本記事は投資助言ではありません。

HYPEエアドロップの対象者(第2弾はある?)

HYPEにはトークンセール(ICO)がありませんでした。2024年11月29日のジェネシスで、94,019アドレスに合計約2億7,094万HYPEが配られています。対象は、2023年11月〜2024年5月と、それに続くL1フェーズ(2024年11月まで)のポイントプログラムでハイパーリキッドを使っていたユーザーで、受取額の中央値は64.42HYPEでした。このポイントプログラムはすでに終了しており、2026年10月22日時点で第2弾エアドロップの告知はありません。「今から取引すれば次のHYPEエアドロップがもらえる」という話には根拠がありません。対象条件や受取額の確認方法は下にまとめています。

シーズン3(第2弾)エアドロップの状況

Hyperliquid 自身は「シーズン」という言葉を使っていません。公式ドキュメントにあるのはポイントプログラム(2023年11月〜2024年5月)とL1フェーズのポイント(2024年5月29日〜11月)の2つで、コミュニティはこれを「シーズン1」「シーズン1.5(またはシーズン2)」と呼んでいます。そのため、発表されていない次回を「第2弾」「シーズン2」と呼ぶ記事と「シーズン3」と呼ぶ記事がありますが、どれも「Hyperliquid が発表していない将来の配布」を指しています。

確認項目2026年10月22日時点の状況
シーズン3(第2弾)の発表なし(公式ドキュメント・アプリ・@HyperliquidX)
ポイントシーズン新シーズンの公表なし。ドキュメントはポイントプログラムを過去形で記述
アプリのポイント画面More → Points(app.hyperliquid.xyz/points)に合計ポイント・順位・リーグを表示。「Learn more」は同じ過去形のドキュメントへ。画面があること自体は告知ではない
スナップショット日・条件・配布量公表なし
公式の請求(クレーム)ページ存在しない(請求できるものがない)

新しいプログラムが始まるなら、公式ドキュメント(hyperliquid.gitbook.io)、アプリ、公式 X @HyperliquidX に載るはずです。第1回のプログラムも開始当日(2023年11月1日)に告知されました。これらにリンクしていない「シーズン3開始」の見出しや、第三者サイトが示す日程は推測です。

第1回(2024年11月29日)の配布:誰がいくら受け取ったか

ジェネシスの記録は公開 API の tokenDetails に残っており、当サイトがユーザーアドレスへの付与を集計しました。中央値は64.42HYPE、平均は2,882HYPE、90パーセンタイルは2,504HYPE、最大の単一配布は1,975,127HYPE で、上位1,000アドレスが全体の57%を受け取っています(25パーセンタイル 15HYPE、75パーセンタイル 380HYPE、95パーセンタイル 7,930HYPE。いずれも同じ集計)。国内メディアでよく見る「平均約2,881枚」は数百の大口に引き上げられた平均で、典型的な受取人が受け取ったのは64枚ほどでした。HYPE の初日の価格はハイパーリキッド現物で始値2.00ドル/終値6.25ドルです。

フェーズ(公式)期間週あたりポイントコミュニティでの呼び名
ポイントプログラム2023年11月1日〜2024年5月1日週100万「シーズン1」
L1フェーズ2024年5月29日〜11月週70万「シーズン1.5」または「シーズン2」
HYPE ジェネシス2024年11月29日(トークンデプロイ 06:45 UTC)—第1回エアドロップ(全ポイントを HYPE に変換、プログラム終了)
2024年12月以降—公表なし「第2弾」「シーズン2/3」(未発表)

出典:hyperliquid.gitbook.io の points ページ(過去形の記述)、Hyper Foundation のジェネシス投稿、ジェネシスイベント規約(2024年10月10日最終改訂)。

ポイントの計算式は一度も公開されず、ドキュメントが明示的に報酬対象としたのは紹介(紹介者は被紹介者の4ポイントごとに1ポイント)だけでした。対象条件は実際には3つです:ポイント期間中に取引所を使ったこと、Hyperliquid の裁量で除外されなかったこと、配布前に Redemption Submission(hyperfoundation.org でウォレットを接続しジェネシスイベント規約に同意)を済ませたこと。発表された「ジェネシス配布31%」が実際にユーザーへ届いた割合より多いのは、手続きされなかった割当分が将来エミッション・コミュニティ報酬の準備金に移ったためと考えられ、「何もしなくても全員に配られた」という説明は規約と合いません。スナップショット後の取引や、後から買った HYPE の保有は対象になりませんでした。

受け取ったか確認する方法

  1. エクスプローラー(ログイン不要):hypurrscan.io でアドレスを検索し、送金履歴で2024年11月29日付の HYPE ジェネシス付与を探します(画面の読み方はエクスプローラーの使い方)。
  2. アプリ内:app.hyperliquid.xyz にログインして Portfolio → History を開き、2024年11月29日で絞り込みます。
  3. API(開発者向け):https://api.hyperliquid.xyz/info に {"type":"tokenDetails","tokenId":"0x0d01dc56dcaaca66ad901c959b4011ec"} を POST すると、genesis.userBalances に全アドレスの配布量が入っています。

エアドロップ詐欺のパターン

  • 偽の「シーズン2/3 クレーム」「対象チェック」ページ。ウォレット接続と署名を求めてきます。今受け取れるエアドロップはないので、署名する正当な理由はありません。
  • そっくりなドメインと検索広告。アプリの URL は app.hyperliquid.xyz です。ブックマークから開きましょう。
  • 「未請求の HYPE」ポップアップや DM。本当に受け取り待ちになり得るのは、紹介報酬(Referrals 画面で1ドル超から請求可)、ボルトからの出金、7日のアンステーキング待機中の HYPE だけです。
  • 噂の名前を借りたトークンや有料の「ブースター」。「Season 3」「S3」のような名前のトークンは Hyperliquid の製品ではなく、秘密鍵や出金権限付きの API ウォレットを求めるサービスは論外です。複数ウォレットへの分散やウォッシュトレードにも、発表された利点はありません。

他のエアドロップとの比較。各プロジェクトの公表値で比べると、ジュピター(JUP、2024年1月)は100億枚の10%を請求制で、レイヤーゼロ(ZRO、2024年6月)は10億枚の8.5%を「Proof-of-Donation」で、ZKsync(ZK、2024年6月)は17.5%を695,232ウォレットへ請求制で配りました。ハイパーリキッドは約9.4万アドレスに集中し、請求の手順がなく、外部の上場前に現物残高へ直接付与された点で異例でした。外部投資家がいない(hyperfoundation.org に「No investors」)ことも特徴です。

ステーキングによる取引手数料の割引

トレーダーが一番実感する用途がこれです。ハイパーリキッドの基本手数料は、無期限先物がテイカー0.045%/メイカー0.015%、現物がテイカー0.070%/メイカー0.040%です。ステークしたHYPEの量に応じて、両方が次のように下がります。

ティアステーク量割引ティア0 無期限テイカーティア0 現物テイカー
Wood10 HYPE超5%0.0428%0.0665%
Bronze100 HYPE超10%0.0405%0.0630%
Silver1,000 HYPE超15%0.0383%0.0595%
Gold10,000 HYPE超20%0.0360%0.0560%
Platinum100,000 HYPE超30%0.0315%0.0490%
Diamond500,000 HYPE超40%0.0270%0.0420%

計算例。月200万ドルの無期限テイカー出来高をティア0で取引すると、手数料は900ドルです。100HYPE強(2026年10月22日の80.71ドル換算で約8,071ドル)をステークしてBronzeにすると810ドルに、1,000HYPE強でSilverにすると765ドルになります。月135ドル、年1,620ドルの節約で、これにステーキング報酬と紹介コードの4%割引が上乗せされます。手数料体系の全体像はハイパーリキッド手数料ガイドをご覧ください。

HYPEの将来性を事実で見る

当サイトは目標価格を出しません。代わりに、将来性を判断する材料を強みと弱みに分けて並べます。

強み(プラス材料)弱み(注意材料)
手数料が買い戻しに回る(2026年10月22日までの7日間で1,174万ドル、1日平均約167.8万ドル)流通は最大供給量の30.2%のみで、将来発行リザーブ約4億1,056万枚が報酬として出ていく
VC配分なし・トークンセールなし(ユーザーへのエアドロップで配布)コントリビューター向けアドレスに約2億3,806万枚(2026年10月22日)。公式発表ではジェネシス後1年間ロックされ、ベスティングスケジュールの大半は2027〜2028年に完了し、一部は2028年以降も続くとされ、月ごとの日程表は未公表
Perp DEX最大級の出来高(61.54億ドル、2026年11月3日時点の24時間)ステークの約47.1%がHyper Foundationのバリデーターに集中(2026年10月22日)
Binance上場など取扱取引所の拡大(64取引所、2026年10月22日)Lighter・Asterなど低手数料の競合DEX、CEXとの競争
AQAv2・HIP-3・HIP-4など、手数料源とHYPE需要(担保ロック)を増やす仕組み1つのプラットフォームの取引量に価値が依存する

競合との比較はLighter(ライター)、Aster(アスター)のレビューやハイパーリキッドとBinanceの比較、トークン同士なら上のHYPE・ASTER・LITの比較表が参考になります。どう評価するかはご自身の判断です。本記事は投資助言ではありません。

リスクと過去の出来事

  • 供給の重し。流通しているのは最大供給量の30.2%です。コントリビューター向けアドレスに約2億3,806万枚があり(2026年10月22日)、コアコントリビューター分は公式発表でジェネシス後1年間ロックされ、ベスティングスケジュールの大半は2027〜2028年に完了し、一部は2028年以降も続くとされています(月ごとの日程表は未公表)。将来発行リザーブ約4億1,056万枚も報酬として放出されていきます。
  • バリデーターの集中。ステークの約47.1%(2026年10月22日)がHyper Foundationのバリデーターにあります。コンセンサスはステークの3分の2超が正直であることを前提にしているため、公式ドキュメントも信頼できるバリデーターだけに委任するよう強調しています。
  • 流動性ロック。ステーク済みHYPEは現物残高に戻るまで7日かかります。急落時にすぐ売却できません。
  • 過去の出来事。2025年3月、HLPを狙った価格操作を受けて、バリデーターの投票でJELLYの無期限先物が上場廃止されました。同じ月には、クジラのETHレバレッジロングの清算でHLPが約400万ドルを失っています(ハイパーリキッドは「エクスプロイトやハッキングではない」と説明)。その後、最大レバレッジが引き下げられました。2024年12月には、北朝鮮関連とされるウォレットの利用が報じられたことをきっかけに、大規模な資金流出とHYPEの急落が起きています(報道ベース)。
  • 競合と規制。低手数料の競合や主要国の規制変更で取引量が落ちれば、買い戻しも減ります。
  • 価格変動。HYPEは上場初日の3.81ドルから最高値97.96ドルまで動きました。同じ規模の値動きは下方向にも起こり得ます。

日本から使う際の規制

ハイパーリキッドは金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月30日現在、2026年10月22日確認)にも、HYPEの取扱いはありません。資金決済法で登録義務(第63条の2)を負い、無登録営業の罰則(第107条)の対象になるのは業者で、無登録業者のサービスを使った個人を罰する条文はありません。ハイパーリキッドの利用規約で利用が禁じられているのは米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)で、日本は含まれていません。一方、国内登録業者に義務付けられている利用者保護(分別管理など)は適用されず、トラブル時に日本の当局を頼れない点は理解しておきましょう。条文と金融庁の公表資料の確認結果はハイパーリキッドは日本で使える?にまとめています。本記事は法律・税務の助言ではありません。

よくある質問

HYPEは国内取引所で買える?日本円で直接買える?

2026年10月22日時点では買えません。金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月30日現在)に載る登録業者28社のうち、HYPEを扱う業者は0社です。日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の取扱暗号資産一覧(2026年10月16日更新、国内113銘柄)にもHYPEはなく、新規取扱のお知らせも出ていません(2026年10月22日までHYPEの新規取扱のお知らせなし)。CoinGeckoに載っている日本円建てのHYPEペアも0件です。日本からは、国内取引所でUSDC・ETH・BTC・SOLなどを買って自分のウォレットに送り、ハイパーリキッドに入金して現物のHYPE/USDCで買うのが基本のルートです。

ハイパーリキッド(HYPE)はどこで買える?

「ハイパーリキッド」の通貨としてはHYPEを指します。日本からなら、ハイパーリキッド本体の現物板(HYPE/USDC)で買うのが基本で、そのままステーキングや手数料割引にも使えます。国内の登録業者には取扱いがなく(2026年10月22日確認)、海外ではBinance・OKX・Coinbase・Krakenなど64取引所(CoinGecko、2026年10月22日)に上場していますが、Bybit・Bitget・Binance(グローバル版)・OKX(グローバル版)はいずれも日本居住者向けのサービスを終えたか、終える途中です。

日本円からHYPEを買う手順は?

①国内取引所でUSDC(SBI VCトレード)かETH・BTC・SOLを買う、②自分のウォレットに送り、ハイパーリキッドに入金する(ArbitrumのUSDCは最低5 USDC。BTC・ETH・SOLはUnit経由)、③Spotタブで「SPOT」表示のHYPE/USDCを成行か指値で買う、の3段階です。ETHをArbitrumで出金できる国内取引所はbitbank(0.00042 ETH)とOKJ(0.0005 ETH)です。取引所別のコストと時間は入金ガイドで比較しています。

HYPEを買うには最低いくら必要?

ハイパーリキッドの現物注文は1回10 USDC以上が必要で、数量は0.01 HYPE単位で指定します。ウォレット接続でArbitrumのUSDCを入金する場合の最低額は5 USDCです(これ未満は失われます)。送金手数料やガス代を考えると、少額でも入金は1回にまとめるのが効率的です。

日本からHYPEを買うのにいくら手数料がかかる?

主なコストは3つです。①国内取引所から自分のウォレットへの送金(ETHをArbitrumで送るなら bitbank 0.00042 ETH、OKJ 0.0005 ETH)、②ハイパーリキッドへの入金(既定のCCTPルートで Circle の手数料0.2 USDC、最低入金5 USDC)、③現物の取引手数料(テイカー0.070%/メイカー0.040%。紹介コードで割引)。国内の販売所で暗号資産を買う場合は、その売買価格の差(スプレッド)も実質的なコストになります。

BybitやBitgetでHYPEは買える?

日本居住者は買えません。Bybitは日本居住者の口座について「2026年3月23日12:00(日本時間)からクローズオンリー」「2026年7月22日12:00(日本時間)に未決済ポジションを強制決済(暗号資産の出金は引き続き可能)」と告知しており、現物を含む取引はできません。Bitgetは2026年8月3日に日本居住者向けサービスの終了を発表し、同日以降の新規登録を停止し、既存の口座も2026年11月1日11:00(日本時間)からクローズオンリー(新規・追加の建玉不可)になります。FAQでは現物取引もこの制限の対象です。どちらも暗号資産の出金は続けられるので、残っている資産は自分のウォレットや国内取引所に移せます(手順は「Bybitの出金方法」「Bitgetの出金方法」の記事)。

HYPEはBinance(バイナンス)で買える?

Binanceのグローバル版は2026年9月24日にHYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRYの現物取引を始めましたが、グローバル版は2023年12月1日付の告知で日本居住者向けのサービスを終えています。日本で営業するBinance Japanは金融庁登録の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00031号)ですが、HYPEは扱っていません(2026年10月22日、金融庁・JVCEAの一覧で確認)。日本からHYPEを買うなら、ハイパーリキッド本体の現物板を使います。

HYPEの現物と無期限先物(パーペチュアル)の違いは?

現物(Spotタブ、HYPE/USDC)で買うとHYPEトークンそのものが手に入り、ステーキングや手数料割引に使えます。無期限先物(Tradeタブの「HYPE」、最大10倍)はHYPEの価格に連動する証拠金取引で、トークンは受け取れず、資金調達率(ファンディング)や清算のリスクがあります。保有・ステーク目的なら現物を選んでください。

仮想通貨のHYPEとは何ですか?

HYPEは、分散型の無期限先物取引所として最大級のハイパーリキッド(Hyperliquid)を動かす独自レイヤー1ブロックチェーンのネイティブトークンです。バリデーターへのステーキング、HyperEVMのガス代、ステークによる取引手数料5〜40%割引に使われ、取引手数料はアシスタンスファンドを通じてHYPEの買い戻しに回ります。最大供給量は10億枚で、2026年10月22日時点の流通量はHyperliquid APIで約3億203万枚です。「ハイパーリキッドの仮想通貨」と呼ばれるのもこのHYPEです。

トークンとはお金ですか?HYPEは通貨なの?

HYPEは日本円のような法定通貨ではありません。ブロックチェーン上で発行されるデジタル資産(暗号資産)で、価格は市場の需給で変動し、国や中央銀行による価値の保証はありません。ハイパーリキッドの中では、ステーキング・ガス代・手数料割引・プロトコル上の担保といった「機能」を持つトークンとして使われます。

HYPEトークンは何に使われる?

主な用途は4つです。①HyperBFTコンセンサスを支えるバリデーターへのステーキング(2026年10月19日時点の予想年利2.12%〜2.23%)、②HyperEVM上のスマートコントラクトのガス代、③10HYPE超のステークで受けられる取引手数料5〜40%割引、④HIP-3市場のデプロイ(50万HYPEのステークが必要)などのプロトコル上の担保です。これとは別に、取引手数料は自動でHYPEに交換されます。

Hyperliquidの何がすごいの?

中央集権型取引所(CEX)並みの板取引を、完全オンチェーンかつ自己管理(セルフカストディ)で実現している点です。公式ドキュメントでは処理能力は毎秒約20万注文、コロケーション環境でのエンドツーエンド遅延の中央値は200ms。取引にガス代はかからず、本人確認(KYC)もありません。VCから資金を調達せず、トークンを投資家ではなくユーザー(94,019アドレス)に配った点、手数料が会社ではなくコミュニティとHYPEの買い戻しに回る点も支持されています。

ハイパーリキッド(HYPE)の将来性は?

価格予想はしませんが、判断材料になる事実は次のとおりです。プラス材料は、取引量に連動する買い戻し(2026年10月22日までの7日間で1,174万ドル)、VC配分がないこと、Binance上場など流動性の拡大。注意材料は、流通しているのが最大供給量の30.2%にとどまること、コントリビューター向けアドレスに約2億3,806万枚が残っていること(2026年10月22日)、ステークの約47.1%がHyper Foundationのバリデーターに集中していること、低手数料の競合DEXです。日本では国内取引所の取扱いがない点も、買える場所が限られる要因です。

HYPEは100ドルに届く?

誰にも分からず、当サイトは価格予想をしません。参考までに、CoinGeckoの過去最高値は2026年9月23日の97.96ドルで、2026年10月22日の80.71ドルから100ドルまでは約23.9%の上昇が必要です。上場初日(2024年11月29日)の最安値は3.81ドルでした。

HYPEの総供給量と流通量は?

最大供給量は10億枚。2026年10月22日のHyperliquid APIでは総供給量が約9億9,884万枚(約116万枚が焼却済み)、流通供給量が約3億203万枚、ステーキング報酬の原資となる将来発行リザーブが約4億1,056万枚でした。CoinGeckoは独自の除外基準で流通量を約2億2,245万枚(2026年10月22日)としているため、時価総額の表示も異なります。

ハイパーリキッドのエアドロップを受け取ったか確認する方法は?

hypurrscan.io でアドレスを検索し、2024年11月29日付の HYPE 付与を探します。または app.hyperliquid.xyz にログインして Portfolio の履歴を確認します。開発者なら公開 API の tokenDetails で HYPE を照会すると、genesis.userBalances にジェネシスの全配布がアドレスごとに載っています。そこにないアドレスはジェネシス配布を受けていません。

ハイパーリキッドのエアドロップはどうやって請求(クレーム)しますか?

請求するものはありません。ジェネシスの HYPE は、ジェネシス前の手続き(hyperfoundation.org でウォレットを接続しジェネシスイベント規約に同意する Redemption Submission)を済ませた対象アドレスの現物残高へ、2024年11月29日に直接付与されました。後から請求する方法も現在の請求ページもないので、「クレーム」リンクはすべて詐欺と考えてください。

複数ウォレットを使うとエアドロップで有利ですか?

有利だという根拠はなく、不利になり得ます。ジェネシスイベント規約は Hyperliquid の裁量によるアドレス除外を認めており、ポイントの計算式は公開されませんでした。ウォレットを分けると取引高が分散して各ウォレットの手数料ティアが上がりにくくなるだけで、発表された利点はありません。

HYPEのエアドロップは誰がもらえた?第2弾はある?

2024年11月29日のジェネシス配布では、2023年11月〜2024年5月と、それに続くL1フェーズ(2024年11月まで)のポイントプログラムでハイパーリキッドを使っていた94,019アドレスに、合計約2億7,094万HYPEが配られました。受取額の中央値は64.42HYPEです。トークンセールもVC配分もありません。2026年10月22日時点で第2弾エアドロップの告知はありません。

HYPEステーキングの利回りは?

公式ドキュメントでは総ステーク4億枚のとき年約2.37%で、ステーク量が増えるほど下がります。2026年10月22日時点のステーク総量は約4億4,210万枚で、2026年10月19日時点の稼働中バリデーターの予想年利はコミッション控除後2.12%〜2.23%でした。報酬は毎分計上・毎日分配・自動複利で、現物残高へ戻すには7日かかります。

HYPEを持っているだけで手数料は安くなる?

ステークした場合のみです。10HYPE超で5%(Wood)、100超で10%(Bronze)、1,000超で15%(Silver)、10,000超で20%(Gold)、100,000超で30%(Platinum)、500,000超で40%(Diamond)割引。出来高ティアの上に適用され、紹介コードHOLYGRAILの4%割引とも併用できます。

HYPEの買い戻し(バイバック)は毎週いくら?

取引量しだいで変わります。当サイトが公開APIでアシスタンスファンドの約定を集計すると、2026年10月14日までの7日間は144,008HYPE(1,216万ドル)、2026年10月22日までの7日間は147,250HYPE(1,174万ドル)で、どちらも買いのみでした。APIで遡れる10月5日〜21日の各日(UTC)は80.13万ドル〜912.4万ドルです。ファンドは取引手数料を自動でHYPEに替える仕組みで、保有分は非流通として扱われます。

HYPEのステーキング報酬やエアドロップに税金はかかる?

ステーキング報酬にはかかります。国税庁FAQ(1-7)の整理は「ステーキング・レンディング報酬は取得時の時価で所得に算入」で、原則として雑所得(総合課税)です。ハイパーリキッドのステーキングは「報酬は毎分発生し、毎日支払われ、自動で再ステーキング(複利)される」仕組みなので、受け取った日ごとの数量と円換算額を記録しておく必要があります。エアドロップは、国税庁FAQにエアドロップ・流動性提供(LP)・DeFiを名指しした問はないため、一般的な考え方で整理するしかありません(受け取った時に取引相場があれば、その時の時価で雑所得とする解説が多い一方、一時所得とする見解もあります)。HYPEを売ったり他の暗号資産と交換したりした時も課税されます(FAQ 1-3)。本記事は税務上の助言ではありません。

ハイパーリキッドの現物でHYPEを買う

HYPEを現物で買ってステークするには、ハイパーリキッドのアカウントが必要です。コードHOLYGRAILで作ると、最初の2,500万ドル分の手数料が4%割引になります。HYPEをステークすれば、さらに最大40%の手数料割引が重なります。

HOLYGRAILでハイパーリキッドを使う

開示:HOLYGRAILは当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取ります(あなたの手数料が上がることはありません)。国内取引所・海外取引所とは紹介関係がありません。供給量・価格・ステーキング・買い戻しの数値はHyperliquid公開API、ルールは公式ドキュメント、時価総額と取扱所はCoinGeckoとBinanceのAPI、国内の取扱状況は金融庁・JVCEAの公開資料と各取引所の公開API、海外取引所の日本対応は各社の公式告知・規約によります。供給量・価格・ステーキング・買い戻しの見出しの数値と板のデータは2026年10月22日(UTC)、比較列は2026年10月14日、国内の取扱状況は2026年10月22日、CoinGecko由来の時価総額は2026年10月22日、画面のデータは2026年9月29日に取得しました。配分の区分名・比率とコアコントリビューターのベスティング条件はHyper Foundationの公式発表「HYPE Genesis」(2024年11月28日)、2024年12月の出来事は報道ベースです。本記事は投資助言・税務助言ではありません。