DEXでショートする場合の要点。 DEXでのショート=無期限先物の売りポジションで、損益=(建値−決済価格)×数量−手数料±ファンディング。ハイパーリキッドの基本ティアはテイカー0.045%・メイカー0.015%、ファンディングは毎時で、プラスならロングがあなたに払います。BTCを分離マージンでショートすると、清算は5倍で建値の約+18.5%、10倍で+8.6%。分離マージン、スイングなら1〜3倍、エントリーと同時にリデュースオンリーの損切り。すでに大きく下がったというだけで売らないこと。
DEXでいちばん厚い板でBTCをショート
ハイパーリキッド(Hyperliquid) は179銘柄(2026年11月3日時点)の無期限先物を扱い、注文ごとのガス代はなく、ファンディングは毎時です。取引前に HOLYGRAIL で登録すると、最初の2,500万ドルの取引で手数料が4%オフになります。
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目次 空売り(ショート)とは?ロングとの違い 空売りできる取引所:国内7社とハイパーリキッドの比較 国内取引所での空売りのやり方(4ステップ) ハイパーリキッドでBTCをショートする手順 空売りの手数料:30日持つといくらかかる? 仮想通貨の空売りは禁止されている?日本のルール 空売り比率(ロング・ショート比率)の見方 空売りの利益と税金 空売りのメリット 空売りのデメリット 無期限先物での空売りの仕組み ショートのファンディング:誰が誰に払うのか ショートの清算価格:計算式と計算例 追証と清算の違い:損失はどこまで広がるか 現物をショートでヘッジする 弱気相場のショート戦略(2025〜2026年の実データ) 空売りに向いている局面・向かない局面 空売りの方法を比較:DEX・国内取引所・現物マージン 日本からDEXを使う場合:入金ルート・規制・表示言語 空売りのリスク よくある質問 空売り(ショート)とは?ロングとの違い 空売り(ショート)は、手元にないコインを先に売り 、あとで買い戻して ポジションを閉じる取引です。売った価格より安く買い戻せればその差が利益、高く買い戻せば損失になります。反対に、買いから入る普通の取引を「ロング」と呼びます。
ポイントは、現物取引では空売りできない ことです。国内取引所の「販売所」や「取引所(現物)」で売れるのは持っているコインだけなので、空売りするにはレバレッジ取引(取引所によって「証拠金取引」「信用取引」「CFD」「暗号資産FX」と呼び名が違います)の口座が必要です。海外やDEXでは、無期限先物(パーペチュアル)がその役割を果たします。
ロング(買い) ショート(空売り) 利益が出るとき 価格が上がったとき 価格が下がったとき 最初の注文 買い(Buy / Long) 売り(Sell / Short) 決済の注文 売り 買い戻し 最大の利益 理論上は上限なし 価格がゼロになるまで(−100%) 最大の損失 証拠金まで(現物なら購入額まで) 理論上は上限なし。実際はロスカット・清算で止まる 清算価格の位置 建値より下 建値より上 現物で可能か 可能 不可(レバレッジ取引が必要)
空売りできる取引所:国内7社とハイパーリキッドの比較 国内の登録業者でビットコインを空売りするには、各社のレバレッジ取引 (呼び名は「証拠金取引」「信用取引」「CFD」「暗号資産FX」などさまざま)の口座が必要です。現物の「販売所」「取引所」では、持っているコインしか売れません。個人の倍率はどこも最大2倍で、違いは持ち越したときのコスト と、ロスカット・追証のルールに出ます。
取引所 空売りできるサービス 最大倍率(個人) 売買手数料 保有コスト ロスカット・追証 本人確認 GMOコイン 取引所(レバレッジ)・暗号資産FX 2倍 BTC/JPYなど5銘柄は0%(取引所) レバレッジ手数料 建玉ごと0.04%/日 追証の制度あり。ロスカット手数料は取引所(レバレッジ)で建玉ごと0.5%(暗号資産FXは無料) 必要 bitFlyer bitFlyer Crypto CFD 2倍 0% レバレッジポイント 建玉金額の0.04%/日(買い・売りとも)+8時間ごとのファンディングレート(価格の乖離が小さい間は買い建玉から売り建玉へ支払い) 公式の説明書で確認 必要 Coincheck Coincheckレバレッジ(BTC/JPY・ETH/JPY・XRP/JPY) 2倍 取引手数料0%・ロスカット手数料0% レバレッジ手数料 建玉の時価評価額の0.04%/日 急変時は証拠金を超える損失(不足金)が出る可能性あり(公式の説明) 必要 SBI VCトレード レバレッジ取引 2倍 0% 変動制のファンディングレート(受け取り・支払いの両方あり) 追証の制度あり。証拠金維持率80%以下でロスカット(ロスカット手数料は無料) 必要 bitbank 信用取引(現物の板で売りから) 2倍(法令上の上限) BTC/JPY メイカー0.00%・テイカー0.10% 利息・暗号資産貸付料(日歩。料率は契約締結前交付書面で確認) 追加保証金(毎日15時に判定)。保証金を上回る損失の可能性あり(公式の注意書き) 必要 BitTrade レバレッジ取引 2倍 取引手数料0%(ロスカット手数料も無料) レバレッジ手数料 建玉ごと0.03%/日 証拠金以上の損失が出る場合あり(公式のリスク説明) 必要 楽天ウォレット 証拠金取引 2倍 メイカー-0.01%・テイカー0% 建玉管理料 0.04%/日 急変時は注文受付を停止する場合あり 必要 ハイパーリキッド(DEX) 無期限先物(Sell / Short) BTC 40倍 テイカー0.045%・メイカー0.015% 1時間ごとのファンディング(プラスならショートが受け取り) 追証なし。清算で止まり、分離マージンなら割り当てた証拠金まで 不要(ウォレット接続)
国内7社の倍率・手数料は2026年10月22日に各社の公式ページ(GMOコイン 手数料・暗号資産FX取引ルール、bitFlyer 手数料一覧、Coincheck レバレッジ手数料・「Coincheckレバレッジとは?」、SBI VCトレード レバレッジ取引・手数料、bitbank 信用取引ルール・手数料、BitTrade 手数料一覧、楽天ウォレット 手数料・証拠金取引)で再確認しました。個人の倍率上限は金融商品取引業等に関する内閣府令 第117条による(2020年5月1日施行)。「公式で確認」とした項目は、確認日に公式ページで数値を特定できなかったものです。手数料は変わることがあるので、注文前に必ず各社の最新情報を見てください。
GMOコインで空売りする場合 GMOコインでは、板で売買する取引所(レバレッジ取引) と、業者が提示する価格で取引する暗号資産FX (12銘柄)の両方で売りから入れます。BTC/JPYなど主要5銘柄の取引手数料は0%、持ち越すと建玉ごとに1日0.04%のレバレッジ手数料がかかります。ロスカットされると取引所(レバレッジ)では建玉ごと0.5%の手数料が引かれ、暗号資産FXは無料です。追証の制度があり、期限までに解消しないと強制決済になります。
ビットフライヤー(bitFlyer)で空売りする場合 bitFlyerで空売りできるのはbitFlyer Crypto CFD です。売買手数料は0%、持ち越すと建玉金額の0.04%/日のレバレッジポイントが買い・売りの両方にかかります。これに加えて8時間ごとにファンディングレートの授受があり、価格の乖離が小さい間は買い建玉から売り建玉へ支払われる、つまりショート側が受け取る 仕組みです。同じ銘柄の買いと売りを同時に持つ両建ては不可です。
コインチェック(Coincheck)で空売りはできる? できます。Coincheckは2026年9月24日にCoincheckレバレッジ を始め、BTC/JPY・ETH/JPY・XRP/JPYを売り(ショート)からも取引できるようになりました。倍率は最大2倍、取引手数料0%・ロスカット手数料0%で、持ち越すと建玉の時価評価額の0.04%/日のレバレッジ手数料がかかります。注意点は、提供開始時点では個人向けにiOSアプリのみ(日本円の振替はWebでも可)であること(2026年10月22日確認)と、現物口座とは別にレバレッジ口座の開設(本人確認・適合性の確認)が必要なことです。相場の急変時は、証拠金を超える損失(不足金)が出る可能性があると公式に説明されています。
SBI VCトレード・bitbank・BitTrade・楽天ウォレット SBI VCトレード: 持ち越しのコストが毎日一律のレバレッジ手数料ではなく、需給で変わるファンディングレートです。支払いになる日も受け取りになる日もあります(同社は「日次0.04%、年率換算で14.6%」を徴収する業者が多いと説明しています)。証拠金維持率80%以下でロスカット。 bitbank: 現物と同じ板で売りから入れる信用取引 です。BTC/JPYの手数料はメイカー0.00%・テイカー0.10%。利息・暗号資産貸付料が日歩でかかりますが、料率は公開の手数料ページに載っていません。 BitTrade: レバレッジ取引で「売りから入って下落したら買い戻す」取引ができ、取引手数料0%、レバレッジ手数料は建玉ごとに0.03%/日で、上の表で一律の日次料率を公表している業者(GMOコイン・bitFlyer・Coincheck・楽天ウォレット・BitTrade)の中ではいちばん低い料率です。 楽天ウォレット: 証拠金取引所でメイカー-0.01%・テイカー0%、建玉管理料0.04%/日。相場の急変時に注文の受付を止めることがあると案内しています。 本人確認なしで倍率や銘柄数を広げたい場合の選択肢が、ハイパーリキッドのようなDEXです。国内2倍の規制の背景や、国内のレバレッジ取引とDEXの違いは仮想通貨のレバレッジは何倍まで?国内2倍とDEXの違い で詳しく比べています。
国内取引所での空売りのやり方(4ステップ) レバレッジ取引の口座を開設する。 本人確認のうえ、現物口座とは別にレバレッジ取引(証拠金取引・信用取引・CFD)の利用を申し込みます。審査がある業者もあります。 証拠金を入金(振替)する。 日本円を入金し、レバレッジ取引の口座へ振り替えます。業者によっては保有する暗号資産を証拠金にできます(SBI VCトレードなど)。 「売り」で新規注文を出す。 銘柄(BTC/JPYなど)と数量を決め、売りの新規注文を出します。倍率は個人で最大2倍です。同時に損切りの逆指値を置いておきます。 買い戻して決済する。 下がったところで「買い」の決済注文を出すと、売値と買値の差額が確定します。保有中はレバレッジ手数料などが毎日かかります。 指値注文と成行注文の使い分け 指値(さしね) は「この価格で売りたい」と価格を指定する注文で、戻りを待って売るときに向きます。板に並ぶ注文なのでメイカーとなり、手数料が安い(またはリベートがある)ことが多いです。成行(なりゆき) は価格を指定せず、今ある買い注文にぶつけてすぐに約定させる注文で、確実に入れる代わりに、急変時は想定より不利な価格で約定することがあります(スリッページ)。ハイパーリキッドでも同じで、Limit (指値、板に並べばメイカー0.015%)と Market (成行、テイカー0.045%)を選びます。損切りは「上がったら買い戻す」逆指値(ハイパーリキッドでは Stop Loss)で置きます。
DEXではここが違う 本人確認が不要。 ウォレットを接続するだけで、口座開設の審査はありません(ただし日本の利用者保護は受けられません)。 証拠金はUSDC。 日本円は直接入金できないので、国内取引所で買った暗号資産を送ってUSDCにします(入金ルート )。 保有コストはファンディング。 毎日のレバレッジ手数料ではなく毎時のファンディングで、プラスならショートが受け取ります。 倍率と銘柄数。 BTCで40倍まで、銘柄は179(2026年11月3日時点)。倍率の上限が高いほど、自分で低く抑える規律が必要です。 ハイパーリキッドでBTCをショートする手順 ボタン名は2026年9月25日に確認したハイパーリキッドのWebアプリの英語表記です(アプリの表示言語は英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語で日本語はなし、2026年10月22日確認)。
ハイパーリキッドの BTC-USDC 注文画面で Limit タブの Sell / Short を選んだ状態(2026年9月25日)。新しくショートを建てるときは Reduce Only を外し、発注前に Liquidation Price(清算価格)・Order Value・Margin Required を確認する。 接続して取引を有効化。 app.hyperliquid.xyz を開き(紹介コードは取引高10,000ドルを超えると入力できないので、app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL のような紹介リンクから開くのが確実)、Connect でEVMウォレットかメールでログインし、Enable Trading でガス代不要の署名をします。 USDCを入金。 ウォレットでログインした場合の経路はArbitrumのUSDCで、最低5 USDC。これ未満は失われます。詳しくは入金ガイド へ。注文の最小金額は10ドルです。 銘柄を選ぶ。 銘柄選択でBTC-USDCを選び、ヘッダーの Funding Rate (ファンディング)とカウントダウンを確認します。 マージンモードとレバレッジを設定。 マージンのボタンから BTC Margin Mode を開いて Isolated (分離)を選び、Adjust Leverage で低い倍率(スイングなら1〜3倍)にします。 Sell / Short を選ぶ。 注文フォーム上部で Sell / Short を選び、Limit (板に並べばメイカー0.015%)か Market (テイカー0.045%)のタブを選びます。 数量と損切りを入力。 数量はリスクから計算した値を入れ(ポジションサイズ計算ツール )、Take Profit / Stop Loss にチェックして、損切りを建値の上 、利確を下に置きます。 サマリーを確認。 フォームに Order Value (注文金額)、Margin Required (必要証拠金)、Liquidation Price (清算価格)が表示されます。清算価格は損切りより十分上、損切り幅の2倍以上離れているべきです。 Place Order で発注。以後は Positions タブで Unrealized PNL (含み損益)、清算価格、ファンディングを確認し、Limit Close か Market Close 、またはリデュースオンリーの買いで決済します。 ハイパーリキッドのBTC-USDC取引画面(2026年9月)。右の注文フォームで Buy / Long と Sell / Short を切り替え、ファンディングとカウントダウンはヘッダーに表示されます。 ライター やアスター でも流れは同じで、注文画面で売り側を選びます。ライターのStandardアカウントはメイカー・テイカーとも0%、アスターの板取引(USDT建て)はテイカー0.04%・メイカー0%です。スマホで取引したい場合は、ハイパーリキッドの板につながるアプリ Based (紹介コード HOLYGRAIL で開く )でも同じ Sell / Short の注文ができます。注文の種類はハイパーリキッドの注文方法 で詳しく解説しています。
空売りの手数料:30日持つといくらかかる? 空売りのコストは、注文のたびの売買手数料 と、ポジションを翌日に持ち越すたびの保有コスト に分かれます。数日以上持つなら効いてくるのは保有コストのほうです。100万円分のビットコインをショートして30日持った場合の目安を、各社の日次料率から計算しました。
100万円分のショートを30日持った場合の保有コスト(目安。国内は2026年10月22日確認の料率×30日) 取引所 保有コストの種類 30日の目安 GMOコイン 0.04%/日 12,000円を支払い bitFlyer 0.04%/日(レバレッジポイント) 12,000円を支払い(ファンディングの授受は別) Coincheck 0.04%/日 12,000円を支払い 楽天ウォレット 0.04%/日(建玉管理料) 12,000円を支払い BitTrade 0.03%/日 9,000円を支払い SBI VCトレード 変動制のファンディングレート 日によって支払い・受け取りが変わる bitbank 利息・暗号資産貸付料(日歩) 料率は公開の手数料ページに記載なし ハイパーリキッド(BTC) 1時間ごとのファンディング 過去30日の実績では約6,790円を受け取り(0.679%)
国内は建玉の評価額が100万円のまま変わらないと仮定した当サイトの計算(実際は日々の評価額にかかります)。ハイパーリキッドはBTCの2026年9月22日〜10月22日(UTC)のファンディング実績(720時間のうちマイナスは57時間)を100万円に当てはめたもので、将来も同じとは限りません。ハイパーリキッドの売買手数料は別に、往復でテイカー0.045%×2がかかります。
国内の多くの業者は、売りでも買いでも同じ日次の手数料 を取ります。DEXの無期限先物はファンディングで、レートがプラスならロングがショートに払うため、相場が落ち着いている間はショートが受け取る側になりやすいのが違いです。ただし、ショートが混み合って価格が先物のほうで安くなると、レートはマイナスになり、ショートが払います(ファンディングの仕組み )。ロングも含めた国内取引所とDEXの保有コストの比べ方は、レバレッジ取引のコスト比較(100万円を30日) で解説しています。
仮想通貨の空売りは禁止されている?日本のルール 「ビットコイン 空売り 禁止」と検索されることがありますが、国内の登録業者は売りから入るレバレッジ取引を公式に提供しています(上の7社、2026年10月22日確認)。日本のルールとして決まっているのは次の点です。
倍率の上限: 個人が暗号資産のレバレッジ取引をするときの倍率は最大2倍です(金融商品取引業等に関する内閣府令 第117条、2020年5月1日施行)。理由は顧客保護(ロスカット・ルールが十分に機能しないおそれ)、業者のリスク管理、過当投機の防止とされています。 株式の「空売り規制」とは別の制度: 株式でいう空売り規制は、「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」に定められた規制(裏付けの確認・明示確認義務・価格規制・残高報告制度)です(JPX用語集 )。暗号資産のレバレッジ取引の売りは、各社の取引ルールと上の倍率上限の範囲で行います。 業者ごとの制限: 注文数量・建玉数量の上限があり(例:Coincheckレバレッジ)、相場の急変時には注文の受付を止めることがあります(楽天ウォレットなど)。 海外の無登録業者: 金融庁は、無登録で日本居住者に営業する海外取引所に警告を出しています。撤退が続く海外取引所の状況は海外取引所は日本で使える? で整理しています。 DEXの利用規約: ハイパーリキッドの利用規約(2026年6月15日更新)第1.6条が利用を禁じているのは米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)で、日本は含まれていません。これは同社の規約上の扱いで、日本の法令上の評価を示すものではなく、ハイパーリキッドは日本の登録業者でもありません(国内の利用者保護の対象外)。VPNなどで所在地を隠すことは第3.1.5条で禁止されています。 このページは法律上の助言ではありません。個別の判断が必要な場合は、弁護士などの専門家に確認してください。
空売り比率(ロング・ショート比率)の見方 まず押さえておきたいのは、先物では買い建玉と売り建玉の総量が常に同じ だということです。誰かのロングの反対側には、必ず誰かのショートがあります。そのため暗号資産の「ロング・ショート比率」は建玉の量の比ではなく、ロングを持つ口座とショートを持つ口座の数の比 や、証拠金の大きい上位トレーダーの建玉の比 を指します。
ビットコイン無期限先物のロング・ショート比率:2026年10月22日11:00(日本時間、1時間ごとのデータ)、各社の公開API データ ロング ショート 何を数えているか Binance BTCUSDT 全口座 52.13% 47.87% ロング・ショートを持つ口座の数の割合(比率1.089) Binance BTCUSDT 上位トレーダー 61.89% 38.11% 証拠金の大きい上位口座の建玉の割合 Bybit BTCUSDT 全口座 58.22% 41.78% ロング・ショートを持つ利用者の数の割合
出典:Binance USDⓈ-M 先物の公開データAPI(globalLongShortAccountRatio・topLongShortPositionRatio)、Bybit v5 API(account-ratio)。どちらの取引所とも当サイトは紹介関係がなく、両社とも日本居住者向けのサービスではありません(データの参照のみ)。
読み方: 比率が1を超えるとロングの口座が多いという意味です。口座の数は小口のトレーダーに引っぱられ、上位トレーダーの建玉とは向きが一致しないこともあります。どちらも「どちらが混んでいるか」の目安で、価格がどちらに動くかを示すものではありません。 ハイパーリキッドの場合: 公開APIの市場データ(metaAndAssetCtxs)で取れるのは建玉の総量とファンディングなどで、口座比率の項目はありません。代わりにファンディングの符号を見ます。プラスが続くならロングが混んでいて、ショートが受け取る側です。BTCでは2026年9月22日〜10月22日(UTC)の720時間のうち、マイナスだったのは57時間でした。 株式の「空売り比率」とは別物: ニュースで見る空売り比率は東証の統計で、株式・ETF・REIT・新株予約権証券の空売りの売買代金を集計した数字(暗号資産は対象外)です(JPX 空売り集計 )。 比率だけを根拠に逆張りでショートするのは危険です。ロングが多い相場でも上昇が続くことはあり、入るなら損切りの位置と倍率を先に決めてください(向いている局面・向かない局面 )。
空売りの利益と税金 国税庁FAQ(令和7年12月最終改訂) では、暗号資産の利益は原則として雑所得(総合課税)で、暗号資産の証拠金取引(レバレッジ取引)は申告分離の対象外で総合課税とされています。ショートで得た利益も同じ扱いです。
損失: 損失は給与など他の所得と通算できない。ロスカットや清算で出た損失も同じです。 いつの所得か: 暗号資産信用取引の所得は決済の日の属する年分です(国内の信用取引の場合)。 記録: 国内の交換業者は年間取引報告書(証拠金取引の損益合計を含む)を交付、海外・個人間は自分で確認。DEXの取引とファンディングの履歴は自分で保存します。国税庁FAQにファンディングレートを名指しした問はないため、ファンディングの扱いは税理士に確認してください。 税制改正: 令和8年度税制改正(所得税法等改正法は2026年3月31日成立・公布)で、国内の登録業者(暗号資産取引業者)に対する特定暗号資産の譲渡等は20%(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)の申告分離課税になります。適用は改正金商法の施行日の属する年の翌年1月1日からで、改正金商法(2026年7月15日成立)の施行日は公布から1年以内の政令で定める日(2026年9月29日時点で未定)です(2027年中に施行されれば2028年1月1日から)。DEXや海外業者での取引は条文上この対象に当たらず、総合課税のままと読めます。 国内のレバレッジ取引・海外取引所・DEXの先物の税金の違いは仮想通貨の先物・レバレッジ取引の税金 、DEXでの確定申告の手順はDEX・ハイパーリキッドの税金 で解説しています。税務上の助言ではありません。最終判断は税務署または税理士に確認してください。
空売りのメリット 下落相場でも利益を狙える。 買うだけの取引では、相場が下がる間は待つしかありません。空売りなら値下がりそのものが利益の源になります。 持っているコインのヘッジになる。 長期保有のBTCを売りたくないとき、同じ数量をショートすれば値下がりの損失を相殺できます(ヘッジの手順 )。 少ない証拠金で取引できる。 レバレッジ取引なので、国内なら証拠金の2倍まで、DEXならBTCで40倍までの金額を動かせます(倍率を上げるほど清算も近くなります)。 DEXではファンディングを受け取れることがある。 国内の多くの業者ではレバレッジ手数料が売りでも買いでも毎日かかりますが、ハイパーリキッドではレートがプラスの間、ショートが毎時受け取る側です。 空売りのデメリット 損失に理論上の上限がない。 価格の下落は最大100%ですが、上昇には天井がありません。損切りを置かないショートがいちばん危険です。 ロスカット・清算で強制決済される。 含み損が膨らむと証拠金維持率が下がり、国内ではロスカット(業者によっては先に追証)、DEXでは清算されます。 保有コストがかかる。 国内ではGMOコインの場合で建玉ごと1日0.04%、30日で約1.2%、年換算で約14.6%。DEXではファンディングがマイナスになるとショートが払います。 ショートスクイーズに巻き込まれる。 売りが混み合った銘柄は、少しの上昇で損切りと清算の買いが連鎖し、急騰することがあります。 利益は雑所得・総合課税。 株式やFXのような申告分離課税ではなく、所得が多いほど税率が上がります(税金 )。 無期限先物での空売りの仕組み 空売りとは、価格の下落で利益を得ることです。株式では株を借りて売り、後で買い戻して返します。無期限先物(パーペチュアル) ではこの「借りる」工程がありません。満期のない、コインの価格に連動する契約で、買い(ロング)からでも売り(ショート)からでも入れます。同じ数量のロングが失う分を、ショートがそのまま得ます。
ショートの損益=(建値−決済価格)×数量−手数料±ファンディング
例:0.1 BTCを$83,886でショート。BTCが$79,692(−5%)まで下がれば、利益は 0.1×$4,194=$419.40。逆に5%上がれば同じ額の損失です。証拠金はハイパーリキッドとライター(Lighter)ではUSDC、アスター(Aster)ではUSDTなどで、ポジションはマーク価格 で評価されます。ハイパーリキッドのマーク価格は、外部取引所の価格と自身の板の状態を組み合わせたものです。無期限先物が初めてなら、DEXとは と先物と現物の違い から読んでください。
ショートのファンディング:誰が誰に払うのか ファンディング(資金調達率)は先物価格を現物に近づける仕組みです。ハイパーリキッドのドキュメントによれば、先物がオラクル価格より高ければレートはプラスでロングがショートに支払い 、低ければマイナスでショートがロングに支払います 。精算は毎時、8時間レートの8分の1ずつで、上限は毎時4%。レートには8時間で0.01%(毎時0.00125%)の固定の金利成分が入っていて、ドキュメントはこれを「ショートに支払われる年率11.6%」と説明しています。つまり相場が落ち着いているとき、ハイパーリキッドのショートは少しずつ収入を得ます。
銘柄 毎時レート(2026年9月25日16:01 UTC) 30日合計(16:00 UTCまで) $10,000のショートで30日 方向 BTC +0.00125% +0.7664% +$76.64 ショートが受け取り ETH +0.00125% +0.8278% +$82.78 ショートが受け取り SOL +0.00125% +0.5998% +$59.98 ショートが受け取り HYPE −0.00076% +0.7460% +$74.60 30日では受け取り、取得時点は支払い XAI −0.01582% — — このレートならショートが1日約0.38%支払い
ハイパーリキッドAPI(fundingHistory・metaAndAssetCtxs)。プラス=ロングがショートに支払い。BTCのファンディングが直近720時間でマイナスだったのは7.1%の時間だけ。
実務のルールは2つです。まず持ち越す前に符号を確認する こと。ショートが混み合った小型銘柄では、受け取りどころか大きく払うことがあり、XAIの毎時−0.0158%ならショートは1日約0.38%を払います。次に、ファンディングは証拠金に足し引きされるので、分離ポジションでは清算価格も動きます。詳しくは資金調達率の仕組み(ハイパーリキッドの計算式・上限) へ。
ショートの清算価格:計算式と計算例 ハイパーリキッドは計算式を公開しています:liq_price = price − side × margin_available ÷ position_size ÷ (1 − l × side)。sideはショートで−1、lは維持証拠金率(BTCは1.25%、40倍時の初期証拠金の半分)です。分離マージンのショートなら次のように簡単になります。
ハイパーリキッドの BTC-USDC「Margin Mode」ダイアログ(2026年9月25日):Cross(クロス)は口座の証拠金を全ポジションで共有し、Isolated(分離)はそのショートに割り当てた証拠金までに損失を限定する。どちらを選ぶかで清算価格が変わる。 ショートの清算価格 ≈ 建値×(1+1/レバレッジ)÷(1+維持証拠金率)
BTCを$83,886で分離ショート 清算価格 必要な上昇幅 1倍 $165,701 +97.5% 2倍 $124,276 +48.1% 3倍 $110,467 +31.7% 5倍 $99,420 +18.5% 10倍 $91,135 +8.6% 20倍 $86,993 +3.7% 40倍 $84,922 +1.2%
当サイトの計算。BTCマーク価格$83,886(2026年9月25日16:01 UTC)。実際の値はファンディングと手数料でわずかに動きます。
計算例。 0.1 BTCを$83,886で5倍・分離ショート(想定元本$8,388.60)。必要証拠金は$1,677.72、維持証拠金は$104.86で、清算価格は約$99,420(+18.5%) 。損切りを+4%($87,241)に置けば、発動時の損失は約$335.50+往復のテイカー手数料約$7.70で、清算価格は損切りの4倍以上遠くにあります。10倍なら清算価格は$91,135(+8.6%)まで近づき、2026年2月にBTCが1日で記録した上昇幅(後述)より狭くなります。
クロスマージン では口座全体がショートを支えます。口座にUSDCが$5,000あれば同じ0.1 BTCのショートの清算価格は約$132,233、$2,000なら約$102,603。遠くはなりますが、清算されればクロスの残高すべてを失います。清算価格の計算ツール とクロスと分離の違い もどうぞ。
追証と清算の違い:損失はどこまで広がるか 国内の業者とDEXでは、含み損が膨らんだときの扱いが違います。
国内取引所(追証・ロスカット)。 証拠金維持率が一定の水準を下回ると、業者によっては追証 (追加証拠金=期限までの追加入金)を求められ、さらに下がるとロスカット(強制決済)されます。SBI VCトレードは証拠金維持率80%以下でロスカット、GMOコインは追証の制度があり、取引所(レバレッジ)ではロスカット時に建玉ごと0.5%の手数料がかかります(暗号資産FXは無料)。相場が急変するとロスカットが間に合わず、差し入れた証拠金を上回る損失が出る可能性があると各社が注意書きで示しています。 ハイパーリキッド(清算)。 口座の純資産が維持証拠金(最大レバレッジ時の初期証拠金の半分。40倍銘柄の1.25%から3倍銘柄の16.7%)を下回ると、まず板への成行注文で決済されます。追加入金を求める仕組みはありません。公式ドキュメントによれば、分離マージン のポジションがバックストップ清算されても移るのはそのポジションと分離証拠金だけで、クロスの証拠金とほかのポジションには影響しません。つまり損失はそのショートに割り当てた証拠金までです。 注意点。 バックストップ清算では維持証拠金も戻りません。ドキュメント自身が、それを避けるには清算価格に届く前に損切り注文を置くか、決済するよう勧めています。 現物をショートでヘッジする 手放したくないコインがあるなら、同じ数量の先物ショートで値動きを打ち消せます。例:ウォレットに0.5 BTC($83,886換算で$41,943)。ハイパーリキッドで0.5 BTCを2倍・分離でショート(証拠金約$20,972、清算は約+48.1%の$124,276付近)。BTCが20%下がればコインの評価額は約$8,389減り、ショートはほぼ同額の利益。上がれば逆です。建てるコストはテイカーで約$18.87(メイカーなら$6.29)。2026年9月25日までの30日間なら、このショートは約$321(0.7664%)のファンディングも受け取っていました。
注意点は3つ。ヘッジの清算価格(ウォレットのコインはショートの証拠金を補えません)、ファンディングのマイナス転換、そしてコインを買い足し・売却したときの数量の調整です。手順と数字は下の3項目で。
どれだけヘッジするか:ヘッジ比率 100%: 値動きをほぼゼロにします。規制発表やアンロック、長期の不在を乗り切るとき、ファンディング収入が目的のとき。 25〜50%: 「備えたいが弱気とまでは言えない」局面の定番。100万円分のBTCを50%ヘッジすると、20%下落時の損失は約10万円、20%上昇時の利益も約10万円になります。 段階的に: 決めた価格を割るごとに積み増し、戻ったら外します。回数ごとに手数料がかかるので段階は少なめに。先物のないアルトは、値動きの大きさ(ベータ)に応じた量のBTCやETHのショートで近似できますが、暴落局面ほど相関は崩れます。 両建てとは:国内取引所の可否とハイパーリキッド 両建て は同じ銘柄の買いと売りのポジションを同時に持つことです。国内の取引所では可否が分かれます(2026年9月30日確認)。
取引所・サービス 両建て 公式ページの記載 GMOコイン 暗号資産FX 可能 取引ルール表に「両建取引 可能」。必要証拠金は買いと売りの大きい方 GMOコイン 取引所(レバレッジ取引) 可能(必要証拠金は建玉ごと) 「同一銘柄で両建を行うことは可能」。建玉ごとに証拠金を計算 SBI VCトレード レバレッジ取引 可能(FIFO設定ONでは不可、各ポジションに証拠金) 「売り注文と買い注文のポジションを両方持つことができます」。両建てでもロスカットの可能性あり bitFlyer Crypto CFD 不可 「現在、両建てはできません」
出典:GMOコイン(暗号資産FXの取引ルール、サポート記事)、SBI VCトレード FAQ、bitFlyer FAQ。ほかの国内業者は各社の公式情報を確認してください。
「現物を持ったままレバレッジ口座で売る」ヘッジは両建てではありません。 口座が別なので、両建てができないサービスでも現物のヘッジはできます。両建ては両方の建玉にレバレッジ手数料がかかるため、単に一部決済するほうが安いことが多いです。ハイパーリキッドは片方向のみ で、1アカウント1銘柄につきネットのポジションは1つ。ロングとショートを同時に持つにはサブアカウント(累計出来高10万ドル以上で作成可能)を使います(ハイパーリキッドで両建てはできる? )。
デルタニュートラル(キャリー取引)の計算例 ショートがファンディングを受け取れるなら、現物を買って同じ量の先物をショートし、ファンディングを受け取る 形を意図的に組むこともできます(キャッシュ・アンド・キャリー)。2026年9月30日までの12か月、ハイパーリキッドのショートはBTCで5.95%、HYPEで9.79%を受け取りました。HYPEで1万ドル分組むと:
現物購入(テイカー0.070%)$7.00、先物ショート(0.045%、分離2倍で証拠金5,000 USDC)$4.50。手仕舞いも同額で、手数料の合計は約$23.00。 過去12か月のファンディング収入は$978.60。使う資金は15,000ドルなので、過去実績ベースで年約6.4%です。 無リスクではありません。 ファンディングの反転(SOLは同じ1年で支払い側でした)、ショート側の清算(現物はショートの証拠金を補いません)、取引所のリスクが残ります。取引所間の組み方はファンディングレート裁定 で。 最初のショートを建てるなら。 ハイパーリキッド:Sell / Short をワンクリック、分離マージン、TP/SL標準装備、ファンディングはヘッダーに毎時表示。コード HOLYGRAIL で最初の2,500万ドルまで手数料4%オフ(紹介コードの使い方 )。手数料ゼロならライター のStandard(0%/0%)で、718610TD で取引手数料10%の毎週月曜リベートの対象になります。アスター も同じ流れでショートできます。
弱気相場のショート戦略(2025〜2026年の実データ) 直近の弱気相場は、ハイパーリキッド自身のローソク足に記録されています。日足の終値で見ると:
銘柄 高値の終値 安値の終値 下落率 ファンディング合計(2025年10月6日〜2026年6月30日) BTC $124,711(2025年10月6日) $58,603(2026年6月30日) −53.0% +3.55%(ショートが受け取り) ETH $4,834.8(2025年8月22日) $1,566.6(2026年6月25日) −67.6% +3.81%(ショートが受け取り) SOL $247.72(2025年9月18日) $62.16(2026年6月6日) −74.9% −2.11%(ショートが支払い)
ハイパーリキッドの candleSnapshot(日足)と fundingHistory、2026年9月25日取得。ファンディングは3銘柄ともBTCの下落期間で合計。
データから言えることと、その使い方:
BTCとETHのショートはファンディングで不利にならなかった。 53%下落した期間でもBTCのファンディング合計は+3.55%(マイナスだった時間は23.5%)で、ショートは差し引きで受け取る 側でした。SOLは違い、合計−2.11%、45.3%の時間がマイナス。混み合ったアルトのショートは払う側になりやすいので、銘柄ごとに符号を確認します。 弱気相場でも強く反発する。 BTCは267日のうち121日が上昇して引け、1日で12.1%(2026年2月5日→6日、$62,894→$70,516)、2週間で15.1%(4月3日→17日)上昇しました。10倍のショート(+8.6%で清算)はその1日を越えられません。スイングのショートは1〜3倍に。 戻りを売り、崩れを追いかけない。 大陰線のあとに薄い板へ成行で売るより、戻りが抵抗帯で失速したところで入り、損切りはその上に置きます。 利確は分割で。 過去の支持帯で段階的に決済します(部分決済と利確の分割 )。 指標カレンダーを守る。 CPI・FOMC・雇用統計ではBTCが1時間で2〜3%動くので、発表前はサイズを落とします。 長期保有のコインがあるなら、単独のショートよりヘッジ。 複数のショートも1つの賭けとして数えます(2026年9月24日までの90日間、BTCとETHの日次リターンの相関は0.88)。 空売りに向いている局面・向かない局面 向いている局面 下落トレンドの戻り。 日足で高値と安値が切り下がっている相場で、反発が抵抗帯で止まったところ。 急騰後の調整局面。 材料で急騰したあと勢いが衰え、出来高が細ってきたところ。 ファンディングがプラスのとき。 待っている間もショートが受け取る側で、保有しやすい状態です。 現物を守りたいとき。 売りたくない保有コインのヘッジとしての空売り。 向かない局面 上昇トレンドの途中。 「上がりすぎ」という理由だけの逆張りは、トレンドに踏まれやすい。 急落した直後。 大陰線のあとに追いかけて売ると、戻りで損切りにかかりやすくなります。 ファンディングが大きくマイナスのとき。 ショートが混み合っているサインで、支払いが続くうえスクイーズの起点になりやすい。 重要指標の直前・板が薄い時間帯。 CPIやFOMCの前、週末の深夜などは一方向に飛びやすい(取引に向く時間帯 )。 空売りの方法を比較:DEX・国内取引所・現物マージン 方法 ショートの仕組み 保有コスト レバレッジ 口座 DEXの無期限先物(ハイパーリキッド・ライター・アスター) 先物を売るだけ。借りる必要なし 売買手数料+毎時(または8時間ごと)のファンディング(ショートが受け取る場面が多い) BTCで40〜50倍まで KYCなし、自己管理 国内取引所のレバレッジ取引 登録業者で「売り」から入る 例:GMOコインは建玉ごとに1日0.04%のレバレッジ手数料 個人は最大2倍 本人確認あり、国内の利用者保護 海外CEXの現物マージン(コインを借りて売る) BTCを借りて売り、後で買い戻す 借入金利(Binance VIP0のBTCで年約0.43%、Bybitで約0.44%) 低い CEX口座とKYC。ハイパーリキッドはUSDC/USDTしか貸し出さない 期限付き先物(CME・CEXの四半期物) 満期のある契約を売る 手数料+エントリー時のベーシス 取引所の証拠金規定 証券会社・CEXの口座
借入金利:Binance(マージンVIP0、BTC)1日0.001165%、Bybit(現物マージン、BTC)毎時0.0000507%(公開API、2026年9月25日)を当サイトが年率換算。国内のレバレッジ上限は金融商品取引業等に関する内閣府令 第117条、GMOコインの手数料は同社の手数料ページ。
国内取引所で売りから入る場合、レバレッジ手数料はロングでもショートでも建玉ごとに毎日かかり、GMOコインの1日0.04%は30日で約1.2%、年換算で約14.6%です。ハイパーリキッドのBTCショートは逆に、2026年9月25日までの12か月でファンディングを合計5.95%受け取っていました(将来も同じとは限りません)。一方、国内業者には本人確認と利用者財産の分別管理などの保護があり、レバレッジは最大2倍に抑えられています。比較の詳細は先物と現物マージンの比較 へ。
日本からDEXを使う場合:入金ルート・規制・表示言語 入金ルート: 日本円から始めるなら、国内の登録業者で暗号資産(またはUSDC)を購入し、自分のウォレットに送ってからハイパーリキッドに入金するのが一般的です。ウォレットログインのUSDC入金はArbitrum経由で最低5 USDC、ネイティブ入金の下限はBTC 0.0003・ETH 0.007・SOL 0.12です。手順は入金ガイド とハイパーリキッドの使い方 で。 規制: ハイパーリキッドは日本の登録業者ではありません。ただし資金決済法の登録義務(第63条の2)と無登録営業の罰則(第107条)の対象は業者 で、個人が海外のサービスを使うこと自体を罰する規定はありません。その代わり国内業者向けの利用者保護は適用されず、トラブル時に国内の当局を頼れません(本人確認不要の取引所ガイド )。同社の利用規約(2026年6月15日更新)第1.6条は米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)の利用を禁じ、第3.1.5条でVPNなどによる所在地の隠ぺいも禁止しています(日本のルール )。 税金: ショートの利益もファンディングの受け取りも雑所得として記録を残します(空売りの利益と税金 )。 日本語表示: ハイパーリキッドのアプリの表示言語は英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語(日本語なし)です(2026年10月22日、アプリの言語ファイルで確認)。本記事の手順は画面の英語ラベルをそのまま載せています。 以上は法律・税務の助言ではありません。
空売りのリスク 上昇に上限がない。 損失を止めるのは清算だけなので、まず損切りです。倍率ごとの清算価格は清算価格の計算ツール で事前に確かめられます。 ショートスクイーズ。 多数のショートが同時に清算されると強制的な買いが価格をさらに押し上げます。小型銘柄ほど影響が大きく、ハイパーリキッドの多くのアルトが3倍や5倍に制限されているのはそのためです。 マイナスのファンディング。 混み合ったショートは毎時支払い、毎時−0.0158%なら1日0.38%です。 自動デレバレッジ(ADL)。 極端な相場で清算を吸収しきれないと、利益の出ているポジションが縮小されることがあります。アスターのドキュメントは利益率と実効レバレッジで順位付けし、ライターでは先にLLP(流動性プール)が引き受けます。保険基金とADL を参照。 取引所とウォレットのリスク。 自己管理では安全対策も自分の仕事です(セキュリティチェックリスト )。 これらはリスク管理ガイド で1つの枠組みにまとめ、よくある失敗は仮想通貨先物のよくある失敗 に一覧にしています。
よくある質問 仮想通貨の空売り(ショート)はどうやるのですか? 現物の売買では空売りできないので、レバレッジ取引(証拠金取引・CFD・先物)を使います。国内の取引所なら、レバレッジ取引の口座を開設し、証拠金を入金して「売り(新規)」の注文を出し、下がったところで買い戻して決済します。個人の倍率は最大2倍です。DEXならいちばん簡単なのは無期限先物を売ることで、ハイパーリキッド(Hyperliquid)ではUSDCを証拠金として入金し、銘柄を選んで Sell / Short を押し、数量・マージンモード・レバレッジを決めて注文します。価格が下がれば利益、上がれば損失で、上がりすぎると清算されます。コインを借りたり受け渡したりする必要はありません。
ビットコインのショートとは何ですか? ビットコインの価格が下がると利益になるポジションのことで、空売りと同じ意味で使われます。先に売り、あとで買い戻して決済します。反対に、買いから入って値上がりで利益を狙うポジションがロングです。国内の取引所ではレバレッジ取引の「売り」、DEXでは無期限先物の「Sell / Short」がショートにあたります。
空売りはなぜ儲かるのですか? 先に高く売って、後で安く買い戻すからです。仮の価格で、1BTC=1,000万円のときに0.1BTCを空売りし、900万円に下がったところで買い戻すと、(1,000万円−900万円)×0.1=10万円の利益です(手数料・保有コストは別)。逆に1,100万円に上がってから買い戻すと10万円の損失になります。値下がりが利益になる点以外は、買いから入る取引と同じ計算です。
ビットコインの空売りができる取引所はどこですか? 国内ではGMOコイン(取引所レバレッジ・暗号資産FX)、bitFlyer(bitFlyer Crypto CFD)、Coincheck(Coincheckレバレッジ)、SBI VCトレード(レバレッジ取引)、bitbank(信用取引)、BitTrade(レバレッジ取引)、楽天ウォレット(証拠金取引)で売りから入れます(2026年10月22日に各社の公式ページで確認)。いずれも本人確認が必要で、個人は最大2倍です。本人確認なしで使えるのは、ハイパーリキッド・ライター・アスターなどのDEXの無期限先物です。
コインチェックで空売りはできますか? できます。Coincheckは2026年9月24日に「Coincheckレバレッジ」を始め、BTC/JPY・ETH/JPY・XRP/JPYを売り(ショート)からも取引できるようになりました。倍率は最大2倍で、取引手数料0%・ロスカット手数料0%、持ち越すと建玉の時価評価額の0.04%/日のレバレッジ手数料がかかります。ただし提供開始時点では個人向けにiOSアプリのみ(日本円の振替はWebでも可)です(2026年10月22日確認)。現物口座とは別にレバレッジ口座の開設が必要です。
日本の取引所でも空売りはできますか? できます。国内の登録業者のレバレッジ取引では「売り」から入れますが、個人のレバレッジは内閣府令で最大2倍です。GMOコインの取引所(レバレッジ)では建玉ごとに1日0.04%のレバレッジ手数料がかかり、30日で約1.2%になります。DEXの無期限先物はBTCで40倍まで選べ、保有コストはファンディングで、ショートは受け取る側になることが多いのが違いです。
仮想通貨の空売りは禁止されていますか? 国内の登録業者は、売りから入るレバレッジ取引を公式に提供しています(GMOコイン・bitFlyer・Coincheckなど)。決まっているのは倍率の上限で、個人は最大2倍です(金融商品取引業等に関する内閣府令、2020年5月1日施行)。株式の「空売り規制」は「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」に定められた規制(裏付けの確認・明示確認義務・価格規制・残高報告制度)で、暗号資産のレバレッジ取引とは別の制度です。業者は相場の急変時に注文の受付を止めることがあります。なお、ハイパーリキッドのようなDEXは日本の登録業者ではなく、国内の利用者保護の対象外です。同社の利用規約(第1.6条)が利用を禁じているのは米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)で日本は含まれていませんが、これは規約上の扱いで、日本の法令上の評価ではありません。法律上の判断が必要な場合は専門家に確認してください。
空売り比率(ロングショート比率)はどこで見られますか? ビットコインの無期限先物では、Binance(全口座のロング・ショート口座比率と上位トレーダーの建玉比率)やBybit(口座比率)が公開APIでデータを出しています。2026年10月22日11:00(日本時間、1時間ごとのデータ)時点では、BinanceのBTCUSDTでロングの口座が52.13%、ショートが47.87%(比率1.089)でした。先物はロングとショートの建玉が必ず同じ量なので、この比率は「口座の数」や「上位トレーダーの建玉」の偏りを示すもので、価格の方向を予測するものではありません。株式の空売り比率はJPXの空売り集計で、暗号資産は含まれません。
ビットコインの空売りで「死亡」(全財産を失う)ことはありますか? 理論上、価格の上昇に上限はないので、損切りのない空売りは危険です。国内の業者では、急変でロスカットが間に合わないと差し入れた証拠金を上回る損失(不足金)が出る可能性があると各社が注意書きで示しています。ハイパーリキッドのようなDEXでは追加入金を求められる仕組みはなく、分離マージンなら清算されても失うのはそのポジションに割り当てた証拠金までです。いずれにしても、証拠金は失ってもよい額に限り、倍率を下げて損切りを置くことが前提です。
ショートはファンディング(資金調達率)を払うのですか、受け取るのですか? 符号しだいです。ハイパーリキッドではレートがプラスならロングがショートに、マイナスならショートがロングに毎時支払います。基準レートには毎時0.00125%の金利成分が含まれ、公式ドキュメントは「ショートに支払われる年率11.6%」と説明しています。2026年9月22日〜10月22日(UTC)の720時間では、$10,000のBTCショートは約$67.90を受け取りました(マイナスだったのは57時間)。
ショートの清算価格はどこになりますか? 建値より上です。ハイパーリキッドの分離マージンなら、おおよそ 建値×(1+1/レバレッジ)÷(1+維持証拠金率) です。BTC $83,886 なら5倍で$99,420(+18.5%)、10倍で$91,135(+8.6%)。クロスマージンでは口座残高全体が支えになるため清算価格は遠くなりますが、清算されると残高全体を失います。
持っている現物をショートでヘッジするには? 守りたい現物と同じ数量の無期限先物をショートします。ウォレットに0.5 BTCあるなら0.5 BTCをショートすると、値動きがほぼ相殺され、コインは手放さずに済みます。分離マージンの1〜3倍にして清算価格を遠くに置き、ファンディングの符号(プラスなら受け取り、マイナスなら支払い)を確認してください。
ショートの利益に税金はかかりますか? かかります。国税庁FAQ(令和7年12月最終改訂)では、暗号資産の利益は原則として雑所得(総合課税)で、暗号資産の証拠金取引(レバレッジ取引)は申告分離の対象外で総合課税です。損失は給与など他の所得と通算できない。DEXには年間取引報告書がないので、取引履歴とファンディング履歴を自分で保存してください。具体的な判断は税理士に確認してください。
無期限先物と DEX の基本の関連ガイド いちばん低いコストでショート 取引高10,000ドルに達する前に HOLYGRAIL でハイパーリキッドに登録:最初の2,500万ドルで手数料4%オフ、KYCなし、レートがプラスならショートがファンディングを受け取れます。取引所の比較はDEXおすすめ比較 へ。
ハイパーリキッドを開く → 開示:HOLYGRAIL(ハイパーリキッド・Based)、718610TD(ライター)、DTLpLc(アスター)は当サイトの紹介コードで、紹介した口座の手数料の一部を受け取ります。あなたの負担は増えません。画面の表記・手数料・ファンディング・清算ルールはハイパーリキッドの公式情報で、国内取引所の条件は2026年10月22日に各社の公式ページで確認。ロング・ショート比率はBinance・Bybitの公開APIの値で、両社とは紹介関係がありません。弱気相場の数値と清算価格はハイパーリキッドの公開APIをもとにした当サイトの計算です。投資助言ではありません。空売りでは想定以上の損失が出ることがあります。