全量決済が残す機会損失
多くのトレーダーは最初の緑ローソクで全決済するか、全量を戻しまで抱え込みます。部分決済(スケールアウト)はリスクを回収し、ストップを建値へ、トレンド継続用のランナーを残せます。高速なオーダーブックDEXでは必須スキルです。
利確ラダー、reduce-only、損切り戦略とセットで出口システムになります。
Hyperliquid上の基本概念
- 部分決済: 目標でサイズの一部(例 25–50%)を減らす
- スケールアウト計画: R倍数や構造水準での複数出口
- reduce-only: 誤って反対方向に増えないようにする
- ランナー: リスク除去後に残す残余サイズ
決済意図だけの注文では reduce-only を確認。ボラのヒゲで誤増は高い授業料です。
シンプルな3トランシェ例
- A(30–40%): 1Rまたは近いサポレジ。手数料と心理的圧力の回収
- B(30–40%): 2Rまたは次の主要水準。コア利益の確定
- C(20–40% ランナー): 構造・ATR・トレーリング。伸ばす日を取る
Aの後は残りを建値マイナス緩衝へ。Bの後はより積極的にトレール。エントリー前にジャーナルへ書き、場当たりを防ぐ。
スケールアウトを支える注文タイプ
目標の limit reduce-only はメーカー寄りに。ランナーはストップ系。OCO・ブラケットで前半を自動化しランナーを裁量管理。大口はアイスバーグ/TWAPで出口が標的にならないように。
手数料を意識した分割
常にテイカーなら3回分割は1回全決済より高い。明確な水準でメーカー出口を優先し、小さなポジを過剰分割しない。HOLYGRAILの4%割引は分割約定のたびに効き、デイの回転が多いほど意味があります。
建値と「フリートレード」
A回収後に残りをフリーと呼ぶなら、手数料とファンディング込みで本当に建値か確認。見た目の建値が小さな連敗の積み重ねになることがあります。
スケールアウトしない方がよい場面
- ニュース瞬間スキャル: 計画した一括出口の方がレイテンシに有利
- 極小サイズ: 手数料と注意コストが利益を食う
- 構造なし: ランダム%はノイズ
心理: 計画の事前コミット
最も難しいのは欲が出るA利確。心理ガイドとチェックリストで感情よりルール。