単一利確が失敗しやすい理由
キリの良い価格に一点の利確を置くと、ヒゲに触れられて置いていかれる、あるいは全く埋まらず反転で全部吐き出す——どちらも日常茶飯事です。利確ラダーは出口を複数のリデュース水準に分け、進捗を確定しつつ延長用ランナーを残します。
Hyperliquidの深い板と柔軟な注文タイプは、裁量でもボットでもラダーを現実的にします。反転防止のフラグはリデュースオンリーガイドを参照。
シンプルな3段ラダー
ロング例(ショートは鏡像):
- TP1 — サイズ30% 1R — アイデアの証明とメンタル資本の解放
- TP2 — サイズ40% 2R — 統計的エッジの中核を収穫
- TP3 — ランナー30% 構造ターゲットまたはトレーリング — 外れ値を取りに行く
Rは無効化までのリスク単位で定義します。レバレッジ表示の%ではなく、止めた金額に対する倍数です。サイジングはポジションサイジング。
Hyperliquidでの注文設計
指値リデュースラダー
TP1/TP2/TP3にリデュースオンリーの売り(ロングの場合)を置きます。可能ならポストオンリーでメイカー維持。ストップアウト後は残余レベルを必ずキャンセル。
OCO/ブラケットとの注意
部分約定後に残ポジの保護サイズを更新します。TP1後は残量のストップを建値や構造へ——詳細はストップ戦略とトレーリング。
API/ボット
子注文はリデュース、各約定後にサイズ再同期。親サイズが残っている前提は禁物です。
価格の置きどころ
- 前日高安・セッションVWAPなど流動性のたまり場
- 固定R倍数(ジャーナルと期待値管理が容易)
- ブレイク継続のメジャーードムーブ
- 不利ファンディング前の一部収穫
誰もが置くラウンドナンバーのちょうど上より、数ティック手前の方が埋まりやすい場面もあります。
心理と計測
ラダーは「全部か無か」の感情を薄めます。記録項目: TP1到達率、ライフサイクル後の平均R、ランナー寄与、手数料。TP1が一度も触れないならエントリー/ストップの問題です。TP1は常に刺さるがランナーが常に建値戻りなら、TP2を前倒しするか早めにトレールします。ジャーナルと併用。