ワンウェイとヘッジモード
ワンウェイ(ネット)モードは契約ごとにネットポジション一つ。ショート中の買いはショート縮小、ロング中の売りはロング縮小。単純で迷いが少なく、裁量スキャルパーの思考と相性が良いです。
ヘッジモードは同一シンボルでロングとショートを独立レッグとして同時保有できます。決済は正しいサイドを指定する必要があります。イベントヘッジやバイアス移行の段階処理など、プロ先物に近い運用向けです。
Lighterではサイズを上げる前にモードをプロセスに合わせて選びます。トレード途中の無計画な切替は「フラットだと思っていた」事故の温床です。紹介コード 718610TD でLighterへ。
ヘッジモードが生きる場面
- イベントヘッジ — 中核ロングを残しつつ、カタリスト窓だけショートを足す
- バイアス移行の段階処理 — 旧サイドを全消しする前に新サイドを構築(誤用すると手数料が重い)
- 戦略分離 — スイングと短期平均回帰をレッグ分け(サブ口座があればより明確)
- 在庫管理に近いスタイル — より複雑なスタックでの売買分離
ネット方向のスキャルプだけなら、通常はワンウェイの方が安全で安いです。
ヘッジモード特有のリスク
- グロス証拠金の膨張 — ネットデルタは小さくても両建てで余力が溶ける
- サイド取り違え決済 — 「売り」がロング縮小ではなくショート新規になる
- 手数料ドラッグ — 両面回転はテイカーコストを倍増させやすい
- 両レッグのファンディング — レートと数量の組み合わせで想定外の受け払い
- 清算の見え方 — マージンモードによりレッグごとのリスク経路が異なる場合がある
手数料はLighter手数料、注文は注文タイプを確認。
安全な運用フロー
1) 各レッグのテーゼをエントリー前にジャーナルへ。2) 最大ロング・最大ショート・合算上限を決める。3) 特定レッグ向け決済はリデュースオンリー。4) 約定のたびに両レッグと余力を確認。5) ヘッジテーゼが切れたらスケジュール通りネットゼロへ。理由のない「孤児レッグ」を過夜させない。
一般的なヘッジ枠組みはパーペチュアルでヘッジする方法。
別口座で分ける選択
ヘッジモードの代わりにウォレットやサブ口座を分けるトレーダーもいます。リスクと報告は明確になりますが運用負荷は増えます。どちらか一方のシステムを選び、チェックリストを自動化してください。ラベル無しの混在は税務と事後検証を壊します——DEX税務。
具体例
数日レンジでSOLをスイングロング中、2時間後に重要マクロ指標。ヘッジモードならイベント中だけショートレッグでデルタを中和し、ボラが落ち着いたらショートを閉じ、構造が生きていればロングテーゼを維持。ワンウェイならロングを大きく落として再エントリー——手数料と埋まり次第でどちらが良いかは変わります。